サッカーで高パフォーマンスのために事な「足の爪」、適切な長さに整えるタイミングと巻き爪防止の形とは
爪と肌の間から雑菌が入ることも多々あります。爪ブラシがあると便利です。
■爪切りを使って切るときの注意巻き爪予防
爪と皮膚の間にテーピングなどをしてから爪を切ると、深爪や巻き爪の予防ができます。
巻き爪になった爪はカットするとさらに巻き爪が進んでしまいます。また、巻き爪を経過して深爪すると爪切りで皮膚を傷め、そこから雑菌が入り思わぬ感染症になることも。
巻き爪は自然治癒しませんが、爪を伸ばすことで好転することもあるので、巻き爪になったら爪を伸ばす努力をするよう、医療機関で伝えられます。
■爪が割れたときの対処無理に剥がさず、病院へ
ケアをしていても、プレー中の接触などで爪が割れてしまうことはあります。その際は、剥がしたりせず、テーピングなどで保護します。痛みが酷い、出血が止まらない場合は病院に行きましょう。
人工爪を使用するなど対応方法はありますが、プロならまだしも、育成年代の子どもたちは痛いときはサッカーを休むことも、長引かせない秘訣です。
また、爪と皮膚の間にある甘皮は細菌が入らないようにする役目を持っています。小学生では足のみならず手の甘皮を処理する必要はありません。その代わり、入浴後にクリームを塗るのを習慣にするなど保湿の意識は持ちましょう。
■最高のパフォーマンスのためにも大事なパーツだから、しっかりメンテナンスを
サッカーで最大限のパフォーマンスをするためにも、爪は大切なパーツです。
爪があることで走ったり、ボールを蹴ったりすることができます。自分の体を自分で理解することが高パフォーマンスにつながります。
親御さんたちは子どもの爪に保湿?と思うかもしれませんが、乾燥で割れるのは大人と同じです。爪の長さを保ち、毎日清潔にして、保湿する。体をメンテナンスするように、爪をケアしてケガのなくプレーできる環境を整えましょう。
高山定也(たかやまさだなり)
元サッカー選手。現在は医療・福祉系衛生用品を扱う株式会社スマイルズ代表取締役、一般社団法人日本爪技工士協会代表理事。「爪専科」を運営。
現在はスポーツ分野でのサービス提供に向け準備中。
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