現地の食事を食べられることも世界で活躍するサッカー選手のバロメーター パフォーマンス上げる食事の意識
サッカーを辞めてしまったら何も残らないので、サッカー以外の面でも多様な経験をさせてあげたいと思っています」
■海外を経験したことで、日本の価値や親への感謝に気づけることも
その狙い通り、ブラジル遠征で様々な経験をし、刺激を受けた、クルゼイロサッカースクールの子どもたち。それにより、日々の生活や親のサポートに感謝する気持ちが芽生えてくるのではないかと、小林コーチは考えています。
「2週間、ブラジルで過ごす中で、大変なこともたくさんありました。だからこそ、日本の良さに気づけた部分もあったと思います。当たり前に食べられる日本食のありがたみ、家族への感謝の気持ちなど、異文化を体験したからこそ、自国の文化の価値に気がつくことができました。日本という箱庭で育った子どもたちが、世界を見て『日本っていいな』『お母さんの料理はおいしいな』と改めて思うようになる。それだけでも意味があったと思います」
日本を離れて過ごす中で、改めて日本の良さや家族への感謝の気持ちを感じることができた子どもたち。この遠征で得た経験は、心に残り続けることでしょう。
次回の記事では、「ブラジルの保護者と日本の保護者の関わり方の違い」について、紹介します。
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