サッカーで必要な思考力や判断力の育成を阻む「ヘリコプターペアレント」にならないための注意点
「自分の成長に目を向けよう」という意味を表しています。
■ヘリコプターペアレントにならないための心構え
最後にあさくらさんは、ヘリコプターペアレントにならないための、親の心構えを教えてくれました。
・境界線を設定しましょう(※サッカーのことはコーチに任せる)
・失敗を恐れずに試させましょう
・アドバイスをやめてみましょう
・子どもに任せて決断させましょう
・物理的な距離を置いて、見ないようにしましょう
・アドバイスしすぎないで10秒待ってみましょう
・自分の時間や趣味を大切にしましょう
なかには「子どものサッカーを観るのが趣味なんです」という人もいるでしょう。
そこで、あさくらさんは「お子さんのサッカーを見に行ってもいいんです。楽しみにしてもいい。でも時と場合、さらには、やり方によっては子どもに害があるかもしれないということを知っておくのは重要だと思います」とアドバイスをくれました。
■サッカーは子どもの自立心や決断力を育むのに最適なスポーツ
お子さんの成長を願う気持ちは、誰しも持っています。今回の記事は、そのためのアプローチを振り返る、良いきっかけになったのではないでしょうか。
サッカーは子どもの自立心、決断力を育むためにも最適なスポーツ。サッカーを通じて、お子さんの成長を見守る方法を、見つけていきましょう。
あさくらゆかり
公認心理師・心理カウンセラー
一般社団法人日本ライトカウンセリング協会代表理事、株式会社kikiwell所属カウンセラー・統括責任者
幼稚園教諭・保育士・公立小学校学級支援員を経て心理カウンセラーに。2007年1月より(株)kikiwellが運営するキキウェルメンタルヘルスサービス(旧:聞き上手倶楽部)に所属。ライトカウンセラーとして活動開始。「聞ける人ほどうまくいく」をスローガンに、カウンセラー養成講座の講師を務めている。
また「聞かせて下さい、あなたのお話」、このひとことを熱く胸に抱え(株)kikiwellで電話カウンセラーとしても活動している。
【カウンセリング実績】
キキウェルメンタルヘルスサービスのカウンセラーとして 17年間で、のべ14,000件以上の電話カウンセリング、3,600件のメールカウンセリング実績。最長連続カウンセリング11時間。
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