ワーチャレベスト4。「止める・蹴る」のイメージが強い川崎フロンターレのU-12が実践する「個の育成」
『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』。8月22日に行われたラウンド16で、FCトリアネーロ町田に勝利したのが、川崎フロンターレU-12です。
前半は0-2と劣勢の展開ながら、後半に怒涛の3連続ゴールを奪い、逆転で勝利しました。
試合後、大田和直哉監督とゴールを決めた安永唯人選手に話を聞きました。
(取材・文:鈴木智之、写真:新井賢一)
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前半0-2も後半3点取って勝利した川崎フロンターレU-12写真:新井賢一
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■三笘薫選手が好き
11番 安永唯人くん(C)新井賢一
11番 安永唯人くん
――得点場面を振り返って、どうですか?
仲間がボールを運んできてくれて、いい感じにパスを出してくれました。コーチからは「前から狙え」と言われていたので、ゴールしか狙っていなくて、思いっきり打ったら入りました。
――前半0-2で厳しい展開でしたが、ハーフタイムに指示を受けて、後半はどんなプレーをしようと思っていましたか?
後半はリスク管理をしながら前を狙って、フロンターレらしさを保ちながら、点を決めて勝ちたいと思っていました。
――好きな選手は?
三笘薫選手です。誰にも負けないっていうか、切り替えやドリブルが優れていて、速いところが好きです。
――得意なプレーは?
カットインです。得点はカットインじゃなかったですけど、ターンしてシュートを打ちました。
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■前半0-2からの逆転、彼らはすごいなと思いながら見ていた
続いて監督に試合を振り返ってもらいました。
大田和直哉監督写真:新井賢一
大田和直哉監督
――0-2からハーフタイムでガラッと変わり、3-2で逆転勝利しました。試合を振り返っていかがですか?
前半は我々らしい試合ができていませんでした。(試合の間隔が空き)6時間ほど室内で過ごしていたため、足が動かない状況でした。ただ、後半は20分あったので、0-2までなら逆転できると考えていました。ハーフタイムに喝を入れたところ、目の色を変えて、全く違うチームになったので、やっぱり彼らはすごいなと思いながら見ていました。