ワールドチャレンジで優勝した、バディーサッカークラブ梅澤監督が語る「強さの秘訣」
『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』。見事、優勝に輝いたのが、バディーサッカークラブ(神奈川)です。決勝戦では、強豪・柏レイソルU-12を4対0で下す、圧巻の勝利でした。
チームを優勝に導いた梅澤勇人監督と、準決勝、決勝でゴールを決めた、田中譲選手。大会MVPの浅利蓮生選手に、話をうかがいました。
(取材・文:鈴木智之、写真:新井賢一)
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U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2024優勝したバディーサッカークラブ(C)新井賢一
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■梅澤勇人監督「立ち上がりの早い時間帯に点が取れた」
梅澤勇人監督(C)新井賢一
梅澤勇人監督
――優勝おめでとうございます。決勝戦を振り返って、感想を聞かせてください。
最高です。嬉しいです。
――立ち上がりから中盤のプレスがはまり、先制点に繋がりました。
(相手の攻撃を)ペナルティエリアぐらいまでは我慢しようと思っていたんですけど、プレスがはまって、立ち上がりの早い時間帯に点が取れたのが勝因だと思います。
――準決勝では先制された後に追いつき、決勝は無失点で勝ち切りました。大会を通じて、勝負強さを発揮していた印象ですが、どう感じていますか?
バディーの歴史として、粘り強く、魂を込めて戦うところがあります。
終了間際の得点や逆転勝ちが多いのがバディーなので、そこは受け継げているのかなと思います。
――その辺りは普段の指導の賜物だと思いますが、向上させるために心がけていることは?
最後は諦めないことと練習ですね。練習の量と質だと思います。普段から球際だったり、そういうところはしっかり厳しくやっていると思います。
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■心や気持ちが強くなってきた
――U-12監督という立場で何年目になるんですか?
U-12の監督としては今年が初めてですが、この子たちが1年生のときから、僕が指導してきました。――下からの積み上げがあるんですね。
そうですね。いろんな人たちのおかげで、ここまで来ることができました。
成長という意味では、まだまだ子どもな部分がありますけど、心というか気持ちの部分が強くなってきたかなと思います。