「試合だけ頑張る」じゃダメ、全国優勝経験を持つレジスタ中城監督が試合後選手たちに語ったこと
『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』。埼玉の強豪レジスタは、千葉県トレセンU-12と戦ったラウンド32で、PK戦の末に敗退。その後、行われた試合で、サルツフットボールクラブに2対0で勝利し、有終の美を飾りました。
サルツ戦後、中城勉監督とキャプテンの鈴木盛弘選手に、話をうかがいました。
(取材・文:鈴木智之、写真:新井賢一)
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試合後、選手たちに「勝敗より大事なこと」を語りかけた写真:新井賢一
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■キャプテンとして雰囲気を上げることを意識している
試合後、選手に話を聞きました。
インタビューを受けてくれたのは鈴木盛弘くん(22番)。
22番鈴木盛弘くん(C)新井賢一
22番鈴木盛弘くん
――2対0で勝利しました。試合の感想を聞かせてください。
チームの意図として、前からはめていこうというのは、11人制でも変わらないことです。監督の指示通り、しっかりと前からはめて、縦パスが入った時を狙いました。前半で2点先制することができ、そのままの流れで押し込んで2-0で勝つことができました。
――キャプテンとして心がけていることは?
チームが負けていたり、同点で最後の方になって、チームの雰囲気が悪くなった時に、盛り上げたりと、雰囲気を上げるところを意識してやっています。
――先輩たちが全国優勝していますが、自分たちもそうなるために必要なことは?
日々の練習からしっかりと自分の課題に向き合って、全国制覇に向けて頑張っていきたいです。
――将来の目標は?
将来はリバプールに入って、ファン・ダイクのような選手になりたいです。
競り合いが強くて、コーナーキックからヘディングで決めたりとか、対人に強いところが好きです。
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■言われたことをしているだけじゃダメ、目標に近づくためにどうすればいいかを考える
中城勉監督(C)新井賢一
中城勉監督
――試合後、長い時間、選手たちとミーティングをしていましたが、どういう話をされたのでしょうか?
試合の勝ち負けよりも、君たちの夢や目標に近づくことが大事だよという話をしました。そのためには、どう取り組んだらいいのか。