「全員を上手くする」がコンセプト。センアーノ神戸の先を見据えた育成方針
『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』。8月22日に行われたラウンド32で、昨年準優勝のソレッソセレクトに勝利したのが、センアーノ神戸です。
続くラウンド16では、強豪・柏レイソルU-12を追い込むなど、確かな足跡を残しました。
PK戦ではそれまでフィールドプレーヤーだった選手がGKを務め、3本中2本ストップするなどスーパープレーを見せ勝利したソレッソセレクト戦後、大木宏之監督と選手3名に話を聞きました。
(取材・文:鈴木智之、写真:新井賢一)
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試合後、選手たちに「勝敗より大事なこと」を語りかけた写真:新井賢一
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■一致団結して勝てた
試合後、選手に話を聞きました。
インタビューを受けてくれたのは安田蒼くん(14番)、大内愛志くん(12番)、平松大志くん(10番)。
14番安田蒼くん(C)新井賢一
14番安田蒼くん
――試合の感想をお願いします。
自分たちより身長が高い相手でしたが、センアーノの持ち味である「みんなの心が動くサッカー」ができました。みんなの心が一致団結して、勝てた試合だと思います。
――今日の試合で通用したところと得意なプレーを聞かせてください。
相手に負けない気持ちでプレーをするところです。得意なプレーはカットインです。
――将来の夢と好きな選手を教えてください。
セレッソ大阪が好きなので、セレッソで8番を背負える選手になりたいです。
好きな選手は元セレッソの乾貴士選手です。
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■自分が止めてチームを勝たせたかった
12番大内愛志くん(C)新井賢一
12番大内愛志くん
――試合の感想をお願いします。
最初、いい形で点が取れたのですが、自分たちのミスで失点してしまいました。僕もミスしていたので、PK戦は絶対に止めようと思ってプレーしました。
――PKまではフィールドで出ていましたね。
はい。左サイドバックで出ていました。でも、もともとキーパーをしていたんです。
(※県トレセンにもキーパーとして呼ばれているそう)
――PK戦でキーパーに指名されたときは、どう思いましたか?
自分が止めてチームを勝たせようと思いました。