バルセロナ相手に、女子GKが躍動! JSWCなでしこ選抜のGKが感じた、バルサ戦の楽しさ
8月に行われた『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』。予選リーグでFCバルセロナと対戦したのが、JSWCなでしこ選抜です。
試合は0対4で敗れましたが、前半にGKとして出場した山岡千鶴選手、後半からゴールを守った、板元波凪選手の活躍が光りました。
女子チームのGKは、バルセロナと試合をして、どのようなことを感じたのでしょうか?試合後、両選手に話をうかがいました。
(取材・文:鈴木智之/写真:新井賢一)
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大会初の女子選抜チームは予選リーグでバルセロナと対戦写真:新井賢一
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■先に動かず、止まるようにした
1番山岡千鶴さん(C)新井賢一
1番山岡千鶴さん
――バルサと試合をした感想を聞かせてください。
相手は強くて苦戦しましたけど、その分とても楽しかったです。
――どういうところが楽しかったですか?
相手が強くて、自分たちもそれに合わせないといけなかったんですけど、合わせながら自分たちがボールを取れて、攻められたりするのが、とても楽しかったです。
――バルサの印象は?
身体能力が高くて、攻撃ではワンツーや守備ではボールをどこで取るかなど、味方とのプレーが上手でした。フィジカル面では、女子の私たちは負けてしまうので、技術的なところや周りとの連携などで補おうと思いました。
――1対1でも結構止めていましたが、どういうことを考えてプレーしていましたか?
先に動くと相手に見抜かれてしまうので、先に動かないで止まるようにしていました。
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■将来的には止められると思う
――バルサにシュートを決められてしまいましたが、ゴールを守ってみて、どんな感想がありますか?
シュートはとても強かったですが、ちゃんと構えれば、将来的には止められるなと思いました。
――キーパーを始めたきっかけは?
父がキーパーをやっていて、3歳の頃から一緒にボールを蹴っていました。
小学1年生のときに、キーパーをやりたいと思うようになって始めました。
――この試合を将来どう繋げていきたいですか?
将来、自分が海外に行ったときに、基礎能力が高い選手たちと対戦すると思うので、今回の経験を踏まえて、対応できるようにしたいです。