グローブライド株式会社(東京都東久留米市/代表取締役社長・鈴木一成(以下 グローブライド))は、身近に自然を体験してもらおうと、多摩六都科学館(西東京市/館長・高柳雄一)と共催で、今年2回目となる川の環境教育を目的としたオンライン自然観察会、「地元の川で魚の生態を学ぼう」-プロに学ぶ!安全・楽しい川遊び!-を開催しました。
魚の観察
グローブライドは“自然”を通して未来をささえる子どもたちに向けた環境教育をD.Y.F.C(ダイワヤングフィッシングクラブ)を軸に継続しています。2016年から多摩六都科学館と開催しているこの自然観察会は、コロナ禍にあって、昨年度よりオンラインで開催。小学生を対象にご家族やお友達等も一緒に参加いただきました。自然体験学習だからこその「楽しく安全に体験頂けるよう救命具着用の啓蒙」にも配慮し、社会問題となっている「プラスチックなどのゴミ拾いによる環境保全の大切さ」も伝え、身近な自然の尊さを知っていただくことに努めています。
この現代、多くの地域の河川で気軽に遊べるようなエリアには限りがあり、自然と触れ合うような機会が少ないお子さんたちも多くいます。“自然体験から知的好奇心を刺激し、人間形成を育む”といった脳科学者の考えもあり、自然と触れ合い、生き物の生態を知ることから、子どもには「なぜ?」といった探求心を引き出し、D.Y.F.Cが唱える「自らが考え、工夫し、行動する」といった感動体験を提案できるようなオンライン学習としました。
オンライン学習
ガサガサの様子
ライフジャケット説明
■秋のシーズンに生息している生き物の生態を学ぼう
今回のオンライン自然観察会では、オンラインだからこその利点を活かすよう工夫を試みました。今年6月に開催した第1回目と同様に“釣り”と“ガサガサ”を実施し、この開催地・柳瀬川で採った魚を、AI技術を活用した画像認識アプリ「Google レンズ」を使って自ら魚種を調べたり、近隣の自然に関連した出題クイズに応答してもらったり…と、リモートでありながらリアルイベントのような「自分でも釣ったことある!」「オイカワって食べられる?」「鮎の友釣りが見たい!」など積極的な対話が進み、中には魚類図鑑をモニター上に持ち出し柳瀬川のスタッフに見せてくれるなど、参加された多くの子どもたちと盛り上がりました。
身近な自然であっても「豊かさや生命の大切さを体感から学び、環境保全に繋げる」