新入社員プログラムをシフトする:Withコロナだからこそ、経験から学ぶ能力を開発する研修をリリース
組織・人材開発研修、コンサルティングのインパクトジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:戒能 祥哲)は、2021年10月、新入社員向けの、2日間のオンライン体験型プログラム「SHIFT!!」(シフト)と自己診断ツール「BEHAVIORS INVENTORY」(ビヘイビアーズ・インベントリー)の提供を開始します。Withコロナでの急速なリモート化による「時代のシフト」、個々の経験から学ぶ力の開発という「内容のシフト」、1~2月頃に集合研修として行う「時期のシフト」が特徴です。
新入社員向けプログラムSHIFT!!
■時代のシフト:リモートワークで求められる経験から学びを抽出する能力
新入社員に、自分が直接経験したことから学びを抽出する能力が、いまだかつてなく求められています。背景には、新型コロナの感染拡大に端を発する急速なリモートワーク浸透が挙げられます。リモートワークによって、新入社員は、職場での仕事の意義、流れ、様子を見て覚える、そして、自身の仕事ぶりを見守られながら覚えるという「観察の機会」を失ってしまったことが大きく影響しています。従来のように、時間をかけて暗黙知を継承するといった、職場における自然な学びができないのです。
■内容のシフト:学びのパーソナライズ化のために必要な経験の棚卸し
新入社員ひとりひとりに自身の経験から学ぶことが求められている以上、集合研修もまた、個別具体の経験を活かす内容であること、すなわち学びのパーソナライズ化が求められます。経験を十分に活かすためにも、集合研修については、実務を通じて身につけてきたことの棚卸しが、その主な内容になってきます。
棚卸しには、シフトのために開発した自己診断ツール「ビヘイビアーズ・インベントリー」を用います(※)。個別具体の経験から学びを抽出するためには、従来4月に一斉に行っていたような、画一的なインプットは十分な武器とはならないのです。必要となる最低限度のインプットはeラーニングで個々人の都合の良いときに受ける形が望ましいでしょう。
■時期のシフト:1月、2月ごろの集合研修
集合研修の開催は、従来のような4月ではなく、少なくとも入社してから半年後以降、2年目以降の自立も視野に入れると、1月もしくは2月ごろになります。集合研修で棚卸しをするためには、一定程度の経験を蓄積していることが必要となるためです。