子育て情報『明治学院大学 犬飼佳吾准教授の共同研究「デジタル身体性経済学の創成」が2021年度文科省科研費「学術変革領域研究(B)」に採択』

明治学院大学 犬飼佳吾准教授の共同研究「デジタル身体性経済学の創成」が2021年度文科省科研費「学術変革領域研究(B)」に採択

明治学院大学経済学部の犬飼佳吾准教授が代表を務める研究課題「デジタル身体性経済学の創成」が、文部科学省の科学研究費助成事業で、革新的な研究領域創成を目指す2021年度「学術変革領域研究(B)」に採択されました。この度、12月7日(火)にオンラインでキックオフシンポジウムを開催します。

明治学院大学 犬飼佳吾准教授の共同研究「デジタル身体性経済学の創成」が2021年度文科省科研費「学術変革領域研究(B)」に採択

文部科学省 科学研究費助成事業「学術変革領域研究(B)」2021~「デジタル身体性経済学の創成」

「学術変革領域研究(B)」は、次代の学術の担い手となる研究者による少数・小規模の研究グループが提案する研究領域です。挑戦的かつ萌芽的な研究に取り組むことで、学術の体系や方向を大きく変革・転換させることを先導し、日本の学術水準の向上・強化につながる研究領域の創成を目指しています。また、将来の「学術変革領域研究(A)」への展開なども期待される研究です。

文部科学省「令和3年度科学研究費助成事業「学術変革領域研究(B)」新規の研究領域について」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/1412385_00007.htm

◆「デジタル身体性経済学(Digital Embodied Economics)」とは
https://embodiedecon.digital/

情報通信技術の発達によって人間の身体が生み出すさまざまな情報が時空間を超えて流通するようになったとき、人間の社会活動、営みとしての経済活動がどのように変容するのか、また拡張した身体や自己がどのような未来を歩むのかについて、学術的な視点から解明しようという新たな学術領域です。

行動経済学、心理学、脳科学、情報学などの専門分野を持つ研究者が領域を横断し、「行動経済学班」「脳科学班」「身体性情報ネットワーク班」の3チームとして、有機的に融合したアプローチによって未来の人間社会のあり方を探求します。身体の情報が時空間を超えて流通する次世代情報通信環境における人々の社会経済的意思決定を、延べ約1万人規模の大規模生態学的ライフログ研究、脳科学実験、扱うべき身体性情報から検討するなどしています。
身体・時間・信頼を自在に超えた新たな価値を創出することが期待されます。

◆「デジタル身体性経済学の創成」チームが探究する内容とメンバー
A01 行動経済学班 ー大規模行動実験と生態学的ライフログ研究によるデジタル身体性経済学のモデル化
「身体性情報の流通は人類をより良い未来に導くか」

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