絵本『ちよにやちよに ~ 愛のうた きみがよの旅』の【普及版】発売決定! ―『君が代』の本来の意味を伝える絵本を、子どもたちの教材や記念品、贈り物に
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《期間》
12月15日(水)13時まで
《特典》
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国歌『君が代』のルーツは、ラブソングだった――
日本人であれば、誰もが知る国歌『君が代』。しかし、その起源と、本来の意味を知る人は多くありません。『君が代』の元歌は平安時代に詠(よ)まれた和歌で、歌い始めはいまと少し異なるものでした。
わがきみは ちよにやちよに さざれいしの
いわおとなりて こけのむすまで
「わがきみ」とは平安時代、家族や恋人など、親愛の情を持つ相手への呼び名。この和歌は、いまでは名も残っていないある人物が、愛する人に贈ったラブソングでした。「大切なあなた…。
あなたの命が、いつまでも、いつまでも、永く続きますように。そしてあなたがずっと幸せでありますように」と。
やがて歌い始めに「きみがよは」と手を加えられた和歌は、ただひとりの長寿と幸せを祈る歌から、一族の繁栄を祈り、さらには受け継がれる命を寿(ことほ)ぐ歌になりました。
長寿としあわせ、お祝い、毎日のよろこび、愛といのち…。絵本のなかで、著者の白駒 妃登美さんが綴る言葉と、日本画家の吉澤 みかさんが描く挿し絵は、「君が代」の和やかで美しい世界観をつくりあげています。絵本のページを開くと、この歌を永く受け継いできた日本人の、和を尊び、命を慈しむ心が自然と沁み込んできます。そして思わずこの「ラブソング」を、口ずさんでしまうのです。
【「『君が代』を元に戻す」という絵本の意義】
世界一短い歌詞で、世界一古い国歌である『君が代』。
ところが、この歌はいま賛否の枠に閉じ込められ、本来の光を失っています。とくに教育現場では、入学式や卒業式で歌うこと、歌わせることへの抵抗感があるのが現実です。
絵本『ちよにやちよに』には、『君が代』を「元にもどす」力があります。日本人の心の源流といわれる『万葉集』研究の第一人者、中西 進先生も、「御本 有益な役割で 大賛成です」と文屋にお便りをくださいました。
『君が代』を愛の歌と知れば、読む人の世界は大きく広がります。そして、この歌を国歌とする日本という国に、愛おしさと誇りを感じることができるでしょう。