小学校高学年以降、約2人に1人が家族団らん減少。塾・習い事や友人関係が原因。小学生に調査!親としたいこと「お出かけ」「ゲーム」9割が小学校の卒業式に出席したい!写真を残したい親も9割以上
「どちらかといえば感じる(29.2%)」と回答しました。家族で過ごす時間が減っている理由については、「塾や習い事に通い始めた(59.6%)」「子どもが友だちと遊びに行く機会が増えた(50.8%)」が挙げられました。家族以外のコミュニティができたことで、自宅にいる時間が減少しているようです。また、「子どもが一人でスマホを見る時間が増えた(33.3%)」といった、現代ならではの回答も一定数ありました。
続いて、家族と過ごす時間を増やすためにどのような工夫をしているかについて質問すると、「毎日ご飯を一緒に食べる(69.8%)」「毎日の出来事について子どもの話を聞く(56.4%)」を意識している人が多いことが判明。暮らしの一部の時間を使って、毎日子どもと向き合う時間を設けていることが見てとれます。
家族の時間を確保できるように様々な工夫をしている人が多い一方で、子どもと過ごす時間に対する不安や悩みについて聞いてみると、反抗期真っ只中な子どもとの接し方や子どもの思考が読み取れないことへの不安などが寄せられました。また、子どもが成長したことで「距離を置かれた」とショックに思ったエピソードを募ってみると、子どもの素っ気ない態度や、一緒の行動を嫌がるといった子どもの反抗的なシーンが寄せられました。
<子どもと一緒に過ごす時間の不安・悩み5選>
「反抗期ということもあり、甘えたい時とそうじゃない時の判断がつかず、対応に困ることがある」(東京都・45歳・女性)
「宿題したか、歯磨きしたか、片付けて、などの小言ばかりになってしまう」(富山県・39歳・女性)
「受験生のため、話題が勉強や受験のことになると反抗的になることがある」(東京都・39歳・女性)
「最近誰と仲が良くて、どこで何をして遊んでいるか把握しきれないこと」(山形県・42歳・男性)
「踏み込んだ話をしても、子どもにとって適切な回答ができるかわからなくて怖い」(兵庫県・51歳・男性)
<子どもに距離を置かれた瞬間5選>
「小学4年生になって、昨日まで一緒にお風呂に入っていたが、突然、お風呂の内鍵が掛かっていた」(兵庫県・66歳・男性)
「どこかに行こうと言った時に、一人で行ったら、と言われたとき」(兵庫県・64歳・男性)
「家族と出かけるより、友だちとの遊びを選ぶようになってきた」(大阪府・54歳・男性)
「話しかけても上の空で、全く興味を持っていないと感じた瞬間」