子育て情報『『人民日報海外版日本月刊』が早稲田言語学院副理事長 張リンシン氏のインタビュー記事を掲載』

2021年12月21日 14:30

『人民日報海外版日本月刊』が早稲田言語学院副理事長 張リンシン氏のインタビュー記事を掲載

それが私の留学教育事業における使命であり指標でもあります。

『人民日報海外版日本月刊』が早稲田言語学院副理事長 張リンシン氏のインタビュー記事を掲載

早稲田言語学院副理事長 張リンシン 2

■三大改革で教師をコーチに
―― 早稲田言語学院といえば、中国人留学生の間で評判の語学学校です。個人的にも、貴校で学びたかったという複雑な気持ちがあり、業界で貴校の改革が注目を浴びていると聞き、すでに、十分に優れた教育機関であるのに、どんな発展の可能性が秘められているのだろうと思いました。具体的な改革についてお話しいただけますか。

(張リンシン)
私は新型コロナウイルス感染症が拡大する直前の2019年12月に副理事長に就任しました。コロナ禍が世界を覆い、各国の留学教育機関は大きな痛手を受けました。しかし、今振り返ってみれば、コロナ禍が改革に専念するための特別な時間を与えてくれたと感じています。

私が主導した改革は、主に三つに集約されます。
一つ目は、中国人に特化した日本語会話力向上メソッドの開発。二つ目は、教授法のグレードアップ。三つ目は、教師の役割の再定義です。

先ず、中国人に特化した日本語会話力向上メソッドの開発についてですが、当校は一貫して中国人留学生の進学指導に力を入れてきました。彼らは、筆記試験は得意で読解力も優れていますが、会話は苦手です。そこでコロナ禍において、会話力の向上を目的とした新しい教材の研究開発を行いました。新しい教授法に沿って、より多くの時間を『話す日本語』に費やします。文法や読解の講義を集中的に行い、学生は、そこで学んだ文法を会話の練習で最大限に活用し、会話力を高めながら、知らず知らずのうちに必要な文法を覚えることができます。
われわれは、実践練習が記憶の最良の方法であると考えています。
海外生活では会話がすべての基盤であり、新しい知識を得て、新しい社会に溶け込むことができるかどうかの鍵となります。読解力と筆記試験に優れた中国人留学生は、この教材によって会話力を大きく向上させることができます。

次に教授法のグレードアップについてですが、すべての教師の教授法を調整して体系化し、授業ごとに具体的な目標を設定しました。目標をクリアした学生は当校が作成したシールを付けることができ、ゲーム感覚で取り組むことができます。さらに、必要とする学生に、より良いサービスを提供するために、全日制のコースを開設しました。受験する学校が異なるため、一人ひとり準備すべき試験内容も異なります。

新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.