子育て情報『働きながら大学を卒業した児童養護施設出身学生の巣立ちを応援!臨時給付金を届けるクラウドファンディングを3月20日まで実施中』

2022年2月24日 10:00

働きながら大学を卒業した児童養護施設出身学生の巣立ちを応援!臨時給付金を届けるクラウドファンディングを3月20日まで実施中

児童養護施設で暮らす&巣立つ子どもたちを支援している特定非営利活動法人タイガーマスク基金(所在地:東京都文京区本駒込3-10-3、代表理事:安藤 哲也)は、働きながら大学に通う児童養護施設出身の学生に返済不要の奨学金を届けています。そしてこの度、大学を卒業するタイガー奨学生に新生活の応援として「臨時給付金」を届けるために、クラウドファンディングを2022年3月20日(日)まで実施しています。
家族に頼ることができず、たった一人で社会に巣立つ若者たちの現状を、一人でも多くの方々に知っていただきたく、ぜひ、ご支援をお願い申し上げます。

働きながら大学を卒業した児童養護施設出身学生の巣立ちを応援!臨時給付金を届けるクラウドファンディングを3月20日まで実施中

全国から届くタイガー奨学金への申請書

【支援が必要な背景】
厚生労働省の発表によると、全高卒者の5割が大学等への進学を果たしている現在でも、児童養護施設出身者の進学率は2割にも達していません。様々な事情により、家族と離れ、社会的養護の下で育った子どもたちは、高校を卒業して施設を離れても、実家に頼ることはできず、その多くが18歳で自立を強いられます。公的な支援は途絶え、衣食住全てを自分で工面しなくてはならないため、学びたいという意欲はあっても、進学を断念している子どももいます。
タイガーマスク基金は、公的な奨学金にプラスして、働きながら大学に通う学生に公募により返済不要の奨学金(4年間で30万円)を届けています。


働きながら大学を卒業した児童養護施設出身学生の巣立ちを応援!臨時給付金を届けるクラウドファンディングを3月20日まで実施中

厚生労働省発表資料:社会的養護の現状より

今回、クラウドファンディングで募った支援を届けるのは、この春大学を卒業するタイガー奨学生。長引くコロナ禍でアルバイト収入が減り、貯金を取り崩して生活していた学生が多く、卒業・就職が決まっても引っ越しなどのまとまった資金を準備するのは困難です。国や自治体、民間団体の支援により進学支援は増えてきていますが、卒業時の支援はほとんどありません。社会人になる時、転居費用やスーツなどの購入は、親が援助してくれる人が多いと思いますが、何の後ろ盾もない学生たちは、たった一人で社会に巣立っていかなくてはなりません。

【臨時給付金で新社会人となる若者たちの新生活を応援!】

働きながら大学を卒業した児童養護施設出身学生の巣立ちを応援!臨時給付金を届けるクラウドファンディングを3月20日まで実施中

引越しイメージ画像
転居や新居の契約費用などの全額を支援することはできませんが、皆さまのご寄付を「引っ越し新生活応援-タイガーマスク基金臨時給付金」として、若者たちに届けたいと思います。この春卒業を予定しているタイガー奨学生一人につき3万円×約40人分の給付金120万円が最低必要です。

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