2022年11月17日 14:00
妊娠ボディ用クリーム(ママ&キッズ ナチュラルマーククリーム)の妊婦使用で医師による皮膚所見の乾燥スコア、角層水分量、経皮水分蒸散量、皮脂量、皮膚弾力性の優位な改善を報告
敏感肌スキンケアメーカーの株式会社ナチュラルサイエンス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小松令以子)では、妊娠中でも安心して使用できる保湿剤によるスキンケアの重要性に着目し、その安全性および有用性を検討するために、研究を実施いたしました。
本研究成果は、歴史ある医薬論文・医薬情報投稿誌「診療と新薬」に掲載されました。
【概要】
妊娠すると母体には体型、内分泌代謝系、血管、免疫系などに大きな変化が起こり、皮膚においても、乾燥、アトピー性皮膚炎の悪化等の変化が生じると報告されています。そのため、妊娠中でも安心して使用できる保湿剤によるスキンケアが重要と考えられます。
本研究では妊娠32週までの健常な妊婦31名(25~43歳)を対象とし、試験品である無香料・低刺激・高保湿のボディ用クリーム(ママ&キッズ ナチュラルマーククリーム)を4週間、朝晩2回使用させ、安全性と有用性を検討した。試験項目は、皮膚科専門医による皮膚所見、機器測定およびアンケート調査を実施し、試験開始時と4週間後の前後比較を行いました。
その結果、皮膚所見において、乾燥スコアで有意な改善がみられ、機器測定においても角層水分量や経皮水分蒸散量などに有意な変化がみられました。また、試験品使用による有害事象は1例もありませんでした。
これらのことより、試験品であるボディ用クリームは、妊娠中に安全に使用することができ、妊婦の皮膚を健やかに保つために有用であると考えられました。
【結果】
妊娠32週までの健常な妊婦31名(25~43歳)を対象とし、試験品を4週間、朝晩2回使用させ、使用前と4週間後を比較しました。医師による皮膚所見の乾燥スコア、角層水分量、経皮水分蒸散量、皮脂量、皮膚弾力性の有意な改善がみられました。また、試験品使用による有害事象は1例もありませんでした。
【考察】
試験品を4週間連用することで、角層水分量、皮脂量の有意な増加や経皮水分蒸散量の有意な減少がみられたことより、試験品である保湿クリームを塗布することで、角層水分量と皮脂量を増加させ、バリア機能を改善することができたと考えられる。
また、有害事象は1例もなかったことより、本試験品は妊娠中の肌を健やかに保つために安心して使用ができると考えられました。
※試験期間:2021年3月から2021年4月の4週間
※試験品:試験品は株式会社ナチュラルサイエンス社製「ママ&キッズ ナチュラルマーククリーム」