“育休中のリスキリング(学び直し)”に関するアンケートで、産休・育休者の過半数が「必要だと思う」と回答
<「育休中のリスキリングは必要だとは思わない」という方のコメント>
・プラスになるが、必須とは思わない。(育休中は)子どもとの時間や育児における課題解決、自身のケアが最重要だと感じる。
・子どもとの時間の使い方は人それぞれで、リスキリングもそれぞれだと思う。
・子どもの性格や育児環境はそれぞれなので、やることが当たり前になっていけないと思う。
・リスキリングをしなければいけないという焦りからストレスを生み出すように感じる。
・何か学ぶこと、学び直すことは大事だと思う。しかし、決して無理する必要はなく、人それぞれの育休の過ごし方があると思う。
<「育休中かどうか、必要性の有無にかかわらず求められていること」に関するコメント>
・リスキリングは休業中問わずいつでも必要だと思うので、誰もが好きなタイミングでできるような制度を作るべき。
・まずは学び直しに挑戦しようと思える環境を整えることが先ではないかと思う。
・学び直しよりも託児所やベビーシッター利用の促進、スムーズな職場復帰へのサポート策の充実を検討していただきたい。
Q2. 産前産後休業・育児休業中の学びの時間確保と頻度について
53.8%の方が、産休・育休中は何か学びのための時間を使っていないと回答し、休業中の家事・育児の多忙さが改めてうかがえました。
学びのための時間を「使っている」「使っていない」と回答したそれぞれの理由(フリーコメント)からは、復帰後を見据えたキャリアアップへの意欲、ワンオペ育児の過酷さ、貴重な子どもとの時間を大切にしたいなど、さまざまな思いや状況が読み取れました。
設問:産前産後休業・育児休業中に、何か学びのために時間を使っていますか?
■フリーコメント抜粋
<「使っている」という方のコメント>
・一人目の復帰時に苦労したので、二人目育休明けまでに仕事やキャリアを振り返りたいと考えたから。
・復職すると、仕事→育児家事→仕事のサイクルで学ぶ時間ないと思ったから。
・復職した際に何か自分でこれは努力したという結果を残したいため。
・出来ること出来ないことを子どものせいにせず、自分の人生もしっかり楽しむために、今の環境でできることをしたいと思ったから。
・育児休業中は一旦会社の業務から離れるからこそ、キャリアアップのための資格取得や自分自身の興味のある学びに集中出来ると思ったから。
・社会からの孤立感を感じ、育休中もキャリアの差を埋めたかったから。