“ウイルスの接触感染リスクを可視化するシミュレーションモデルの研究”に関する記事を『R&D Station From Lion』にて公開
ライオン株式会社(代表取締役兼社長執行役員:竹森 征之)は、コーポレートサイトで展開している、研究員の言葉から研究技術情報を発信するメディア『R&D Station From Lion』において、家庭内と小学校におけるウイルスの接触感染リスクを可視化するシミュレーションモデルの研究に関する2記事を公開しましたので、お知らせします。
『R&D Station From Lion』感染シミュレーションプロジェクト【家庭内編】【小学校編】
左) 家庭内編URL:
https://www.lion.co.jp/ja/rd/station/articles/4593
右) 小学校編URL:
https://www.lion.co.jp/ja/rd/station/articles/4594
【記事概要】
新型コロナウイルスやインフルエンザなど様々な病原体に対する感染対策には、病原体を体の中に侵入させないことが重要です。ヒトへの感染経路の中でも、手指や物に付着した病原体が他の人の手指や物に移る「接触による感染」リスクについては、解明されていない部分が多い状況でした。
そこで当社は、筑波大学の倉橋 節也教授※1と共同で、接触によるウイルスの拡散を可視化する『エージェントベースシミュレーションモデル』を開発し、感染リスクを正しく理解することで、生活者の適切な衛生行動の実践と習慣化のサポートを目指しました。開発したシミュレーションモデルを活用し、帰宅後の家庭内や集団感染が予想される小学校でのウイルスの拡散状況に加え、手洗い等の衛生行動によるウイルスの拡散抑制効果などを評価しました。
今回は、家庭内編と小学校編の2記事に分け、実際に研究に取り組んだ研究員が、詳細な研究内容と研究に対する想いを含めてご紹介します。
※1 開発当時の所属:筑波大学 ビジネスサイエンス系 教授
https://www.atpress.ne.jp/releases/389526/img_389526_2.png
図1. シミュレーションモデルを活用した家庭内におけるウイルス分布・拡散の可視化フロー
【『R&D Station From Lion』とは】
当社は「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する(ReDesign)」を企業パーパス(存在意義)として日々の企業活動を行っています。その中でも研究開発は、イノベーションを牽引する当社の成長エンジンとして活動を推進しています。