「不登校のお子さまに関わる人が民間教育に求めること」についてのコラムを12月10日にホームページ上で公開
CKCネットワーク株式会社(代表取締役:山崎 朋宏、本社:愛知県名古屋市 Preステップオンライン運営支社:福岡県福岡市)は、「不登校のお子さまに関わる人が民間教育に求めること」についてのコラムを2024年12月10日にホームページ上で公開しました。
URL:
https://prestep-online.com/2024/12/post-320/
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■目次
1. はじめに
2. 誰に教わるかが大事(不登校生徒保護者)
3. 将来の選択肢ときっかけ(不登校親の会主催者)
4. 選択肢を自分で選ぶ(元校長先生)
■1. はじめに
不登校児童生徒は年々増加しており、大きな社会問題となっています。文部科学省の発表では2012年に約11万人だった不登校児童生徒は2023年には約35万人となっています。この数字は病気を理由とせず、年間30日以上の欠席をした児童生徒を不登校として計上しているものです。そのため、不登校の前段階にあたる「行き渋り」や「五月雨登校」を考慮するとその数はさらに多くなることが予測されます。
現在不登校児童生徒の中には、ICTを活用した民間教育を利用している方も増加しています。
不登校児童生徒への学びの場で求められているものは何か、また、民間教育と不登校児童生徒はどのように関わっていけばいいのかを保護者・親の会主催者・教育現場に関わっていた方にお聞きしました。
■2. 誰に教わるかが大事(不登校生徒保護者)
(1)不登校になったときに家庭学習は必要か?
「中学生のときに2回目の不登校になりました。
そのときは外に出る機会を作るためと高校受験のことを考えてフリースクールに行かせました。親である私たちも全日制の高校に行くこと以外の選択肢を知りませんでした。子どもが将来選べる進路などを増やすために勉強をしてほしいと思っていました。実際に勉強しなさいという声かけも、小学生の間はしていませんでしたが中学生で不登校になってからはしていました。
フリースクールで教えてくださった先生が異動になってしまって、新たな学びの場を探しているときにオンラインでの学習サポートや通信制高校について知りました。子どもに合う環境で学ぶことで子どもの自信につながりましたし、将来のことについて考えるきっかけになったと思います。」
(2)民間教育が不登校のお子さまにとってどのような学びの場であってほしいか
「どれだけ子どもによりそったコミュニケーションをしてくれるかはとても大事だと思います。