保湿クリームは子どもの肌だけじゃなくお母さんの心も潤す
スキンケアとスキンシップ。どちらも大切だから二つまとめてやっちゃおう
0歳の赤ちゃんとお母さんにとっては、どの季節も初めて迎えるものです。四季折々の景色を見せてあげたいものですが、季節が移ろうことによる難しさもあります。暑い季節にはあせもに気をつけて、寒くなったら乾燥を気にして。一年を通して変化する環境から、お肌を守るためのスキンケアも大変です。しかし、クリームを塗ったり汗を拭いたりするスキンケアの効果は、赤ちゃんのお肌を守るだけではありません。実はお母さんの心にも良い影響を与えてくれるのです。
肌が触れあう。それだけでお母さんも子どもも幸せホルモン大放出
肌と肌を触れ合わせることを“タッチング”と言います。気持ちが落ち着いたり、幸せホルモンと言われるオキシトシンの分泌を促進したりする効果があります。
ハグはもちろん、背中をトントンしたり、クリームを塗ってあげたりするのも同様です。特に0歳は“感覚期”と呼ばれるほど五感へ刺激を与えることが大切な時期です。お肌のためにとがんばっていたクリームを塗る作業は、赤ちゃんの感性を刺激するだけでなく、お母さんを幸せな気持ちにする効果があります。
夕食の後の戦争タイム。お風呂上がりのスキンケアに親子で癒されよう
0歳と2歳の兄弟を育てるYさん。赤ちゃんに授乳しながら、イヤイヤ期のお兄ちゃんの相手をする日々。赤ちゃんとゆっくりスキンシップをとる余裕もありません。乾燥が気になる季節になり、毎晩二人に保湿クリームを塗るようになりました。すると、声をかけながら保湿クリームを塗ってあげるだけで赤ちゃんはニコニコ。
ぐずってばかりのお兄ちゃんも満足気な表情を見せてくれます。最初は面倒だった保湿ケアですが、お母さんにとっても癒しタイムになりました。
抱き癖は昔の話。子どもが小さいうちにいっぱい触れ合う時間を持とう
親子の触れ合いが大切なのはなんとなく分かる。だけど具体的に何をすれば良いのか分からない、という人が多いかも知れません。お母さんの肌と子どもの肌が触れ合っていれば、もうそれがスキンシップです。無理して抱っこする必要もありません。頭を撫でる、手を握る、痛いところをナデナデするのも全部効果があります。今夜クリームを塗ってあげるとき、お子さんと視線を合わせてみてください。
きっとうれしそうな笑顔が見られるでしょう。
今日の1日1成長
お風呂上がりの新習慣!目と目を合わせてクリームを塗れば笑顔が生まれる
子どもの受け取る力も1成長、お母さんの伝える力も1成長。
わたなべゆみ(文)吉田あき(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/
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