今日からできる!マナーを守れる子どもが育つ“事前の声かけ”
ここがポイント!時間のかかる習慣づけには、声をかけるタイミングが重要
挨拶やお礼をする、靴を揃えるなど「子どもには良い習慣を身につけてほしい」と願うお母さんも多いでしょう。“しつけ”は、漢字で“身を美しくすること”と書きます。普段から美しく振る舞えるよう、導いてあげたいですね。とはいえ、子どもがマナーを身につけるには時間がかかるし、その間お母さんは声をかけ続けなければなりません。でも大丈夫!声をかける適切なタイミングを守れば、しつけの期間はギュッと縮まります。
効果絶大!「靴を揃えなさい」といつも言われていた子どもが、今や言う側に
わんぱくな4歳のAくん。靴はいつも脱ぎっぱなし、全く揃えようともしません。そこで、玄関に入る前に「靴を脱いだらどうするんだっけ?」と声かけを始めました。
初めはこの声かけに答えられないこともあったAくんでしたが、コツコツ続けていくうちに習慣として定着したよう。今ではドアの前に来ると自分から「お家に入ったらお靴を揃えて、おててを洗うんだよ!」と言い、皆を促すようになりました。
指示待ち?それとも自分で?声かけのタイミングがしつけに大きく影響する
しつけの最適なタイミングは、物事が始まる前です。例えば靴を揃えることを教えたいとき、子どもが靴を脱いで家に入った後にお母さんが「揃えなさい」と言っている場合「言われたら揃える」という行動パターンが習慣になっている可能性があります。そうならないために、玄関に入る前に「靴を脱いだらどうするんだっけ?」と声をかけましょう。子どもが「揃える!」と言えるようになると行動につながります。これを“プロミス法”と言います。
しつけはタイミングが命。事前の声かけを守れば、素敵な未来が待っている
習慣を身につけるには、3週間ほどかかると言われています。
しつけについて考え始めたら、まず3週間“プロミス法”を使った事前の声かけを続けてみましょう。例えば玄関ドアなど、約束を思い出す“トリガー(引き金)”になるものを触らせながら声をかけるのも効果的です。3週間経てば行動が習慣化し、お母さんがガミガミ言わなくても素敵な振る舞いができるようになります。子どもの成長を楽しみに、レッツトライ!
今日の1日1成長
しつけはタイミングが命。身につけたいマナーは“事前の声かけ”を続けよう
子どもの行動力も1成長、お母さんの忍耐力も1成長。
宮本まどな(文)わたなべゆみ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/
提供元の記事
関連リンク
-
コーチ一家が好き勝手やるチームでハブられ親子で孤立、持ち家だけど引っ越してまで移籍させたい問題
-
娘の進路面談を平然と欠席した夫。反省ゼロだったが…数日後⇒俯く夫が家族に【助け】を求めてきて!?
-
クリスマス絵本&お風呂おもちゃが大活躍!2歳児ママが選んだ12月購入品8選 | HugMug
-
学研教育総合研究所調べ お正月にもらったお年玉 小学生では平均23,158円、中学生では平均29,533円、高校生では平均27,724円 小学生と中学生は前回調査から2,000円以上増加、高校生は前回調査から減少
-
狭い玄関で省スペース収納を叶える方法とは?コート掛けもバッグ置き場もすっきり整う収納アイデア[PR]