こだわりの強さにも意味がある!泣き続けるのは集中力の表れ
生まれたときからイヤイヤ期!手がかかる行動の裏には隠れた才能が存在する
こだわりが強く自分の思い通りにできないと大泣きする子がいます。「絵本を片づけて」と言われ手伝うと順番が違うと泣いたり「布団をかけて」と言われかけてあげるとやり方が違うと怒ったり、常に自分の中で強い意思を持っています。とはいえ一日に何度も指摘されるとお母さんもイライラするもの。「この子はワガママなのかしら?」と心配することもあるでしょう。でも大丈夫!実はこだわりの強さは一つのことに集中してがんばれる才能なのです。
育てにくいと感じる性格の中に、まだ見えない才能の原石が隠れている
3歳のRちゃんはかんしゃくの激しい女の子。小さい弟のお世話で忙しいお母さんは、Rちゃんの毎日続くわがままにイライラはMAX。 ある日パズルを買ったときのこと 、初めてのパズルに大喜びで遊び始めるものの難しくて大泣き。そんな姿にイライラしたお母さんは「泣くならやめなさい!」と片づけようとしますが、さらにむきになって「やる!」と言うRちゃん。泣きながらでも諦めないRちゃんにお母さんは「泣くくらいならやめればいいのに」と複雑な気持ちです。
マイナス面は見方を変えるとプラスになる。唯一無二の才能を探してみて
子どもは生まれながらの性格を持ちあわせており、それを“気質”といいます。キッズコーチングではこれを5つのタイプに分類していて、こだわりの強い子は“ネガティブタイプ”といいます。
一見ワガママのように見えますが、やると決めたら途中で投げ出さず最後まで集中してやり遂げるのがこのタイプ。 向上心も高くなわとびや鉄棒など、興味のある遊びは上達するための努力を惜しみません。毎日のようにコツコツ練習を積み重ねる芯の強さを持っているのです。
激しいかんしゃくにはこれ!気持ちを代弁して7秒間抱きしめが有効
こだわりに才能が隠れていると言っても、毎日大泣きされると子どもと向き合うことが苦痛に感じることもあるでしょう。「いい加減にして!」と叫びたくもなります。けれど叱るとさらにエスカレートすることも。そんなときは泣いている原因を探し「こうしたいのね」と言葉にできない気持ちを代弁してあげましょう。 自分の気持ちを理解してくれたと分かると、子どもの感情はクールダウンするもの 。
お母さんも感情的になっているときは子どもを7秒間ギュっと抱きしめてみて。