赤ちゃんには感じる体験が大切。五感をたくさん刺激しよう
赤ちゃんを育てるのに大切なことは五感の刺激。好奇心の芽が育つ
初めての子育てでは「赤ちゃんとどうやって遊んだら良いの?」「みんなどう過ごしているんだろう?」と思われるお母さんも多いのではないでしょうか。子どもをしっかり育てないと!と意気込み、赤ちゃんのときから習い事に通わせているお母さんもいます。0歳児を育てる上で1番大切なことは、五感をたくさん刺激してあげることです。五感というのは、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の5つの感覚。それを刺激することで好奇心が育ちます。
学ぶ力は好奇心を育てることから!たくさん“楽しい”と思える体験をしよう
赤ちゃんは感覚がとても敏感です。何でも口に入れるのは、味や感触を確かめるため。
「この感触が楽しい!」と思うことで、ずっと同じものを舐めます。音が鳴るおもちゃに興味を持ったら、振ったり、舐めたり、眺めたりして遊ぶようになります。つまり、五感を使って確かめ、実体験することで好奇心を育てているのです。好奇心こそ学びの原点。五感をたくさん使って、楽しい!と思える体験をすることで好奇心が育ち、将来の学ぶ力のもとになります。
抱っこのお散歩で、4つの感覚を刺激!外の世界をたくさん感じてもらおう
お散歩も意識をすれば子どもの好奇心を刺激できるのです。まず抱っこをされていることで触覚を刺激。お母さんの温もりや、風、気温なども感じることができます。
いろいろな景色を見ることで視覚の刺激にもなります。外を歩くと、草や土の匂い、料理の匂いなどいろいろな匂いがして嗅覚も刺激することができるのです。そして、風の音や草木が揺れる音、お母さんの話しかける声で聴覚も刺激されます。ただの散歩、されど散歩。外の世界は刺激がたくさんあるのです。
赤ちゃんに話しかけるときは、形容詞をたくさん使ってお話ししよう
赤ちゃんにたくさん話しかけてあげようと心掛けるお母さん。そこで大切なことは、「寒いね」「きれいだね」「おいしいね」など、形容詞をたくさん使ってお話しすることなのです。形容詞というのは感覚を表す言葉が多くあり、「寒いね」は触覚、「きれいだね」は視覚、「おいしいね」は味覚を表現した言葉になります。
お散歩のときもたくさん形容詞を使ってお話しましょう。いずれ話し出すようになってからの語彙力にも差が出ますよ。
今日の1日1成長
赤ちゃんには日常全てが遊び。五感を刺激して形容詞でたくさん話しかけよう
子どもの感じる力も1成長、お母さんの表現力も1成長。