おとぼけ母さんの子は、しっかり者!子どもの自立を促す秘訣
目指せ、すっとぼけお母さん!子どもの自立は“与えすぎない”がコツ
子どものためにしっかりしなきゃ!子どものお世話を完璧にしなきゃ!子育て中のお母さんの中には、だんだん「〇〇しなきゃ」の思考にとらわれてしまう人がいます。大きな泣き声を止めなくちゃ、離乳食をちゃんと食べさせなくちゃなど、お母さんが自分に課している任務は多くあります。やらなきゃと思ったことを完璧にこなせず、自分ができないことを責めてしまうお母さんもいるでしょう。でも悩まなくて大丈夫。赤ちゃんの頃はお世話が必要ですが、大きくなってくるとお母さんは少しすっとぼけていた方が子どもの成長を促進できるって知っていましたか?
お母さんが忘れっぽいと子どもがしっかり者になる。わざと忘れるのもお勧め
「お母さん、明後日長靴持って行くから!」「○日は参観だよ!忘れないで」そんなふうに子どもから言われているお母さんはいませんか?そんなあなたは、子どもの予測脳を刺激できているお母さんです。お母さんが忘れっぽいことで、園生活で困るのは子どもです。自分がしっかりしなくちゃ!と子どもが思ったならば、お母さんの忘れっぽいのもナイスな子育てスキルです。
わざとすっとぼけて、子どもに確認を促すのも子どもの成長につながります。
子どもの「なぜなぜ?」には知らないふり。“知らない”お母さんが育てる力
「なぜなぜ?」と子どもが聞いてくることに、全て答える必要はありません。全て答えると自分で調べようとしなくなる可能性が。お母さんがなんでも知っていると「すごい!」と尊敬の眼差しで子どもは見るかもしれません。それはそれで素敵なこと。しかし子どもが「なんで?教えて!」と言ってきたら「お母さんも分からない。調べて教えて?」と知っていても知らなくても、知らないお母さんを演じてみてください。
子どもと本屋さんへ行っていっしょに調べたり、ネットで音声検索するのもいいですね。
「教えてくれる?」を合言葉に。お母さんは教えずに気づかせる質問を
忘れっぽいお母さんも学びのためにすっとぼけるお母さんにも、子どもにかけて欲しい言葉は「お母さんに教えてくれる?」です。子どもはお母さんの役に立ちたくて、先生の話を一生懸命に聞いてきたり、本などで調べたりする姿が見られるかもしれません。難しい場合はお母さんといっしょに確認も大切な段階です。何かトラブルが起きたときは「どうしたらいいかな?」