世話焼きママもビックリ!子どもはお世話しない方が自立する
先回りママ必見!自分で考え動ける子を育てたいなら、手出しせず見守ろう
ケガをしたらどうしようと行動するたびに手をかけたり、忘れ物したらかわいそうと準備を手伝ったり。子どものことを必要以上に心配し、子どもが考えるより先にあれこれお世話を焼いてしまうお母さんはいませんか?子どもに不自由なく過ごしてほしいと願うのはもちろん親の愛情ですが、なんでもしてあげていたら子どもは自分の頭で考えなくなってしまいます。手を出したい気持ちをぐっと抑えて根気強く待ってあげると、子どもは自分の力で動けるようになりますよ。
かわいいからこそ手をかけてあげたい親心。でも手のかけ方には気をつけて
4歳のFくんは、保育園に通う男の子。とにかくお母さんが大好きで甘え上手。お母さんもそんなFくんをかわいがり、Fくんが自分でできる保育園の準備などもよく手伝っていました。ところがある日、Fくんは保育園で使う箸箱を家に忘れてしまいました。
そしてなんとFくんは「ママがカバンに入れなかったから」と言い訳したそう。それを先生に聞いたお母さんは、子どもを手伝いすぎるのも考えものだと反省しました。
お母さんに頼らず行動できることが自立の第一歩。失敗にも責任を持たせよう
失敗を人のせいにするのは、自分の責任から逃げること。子どもを大切に思うお母さんほど、子どもに失敗させないよう先回りして動きます。それゆえに普段からあれこれ構われている子どもほど失敗する経験が少なく、いざ失敗したときに言い訳をしがちです。自分で決め行動し、失敗する経験は子どもの成長にとって必要不可欠。失敗しても自分の行動に責任を持てることが本当の自立です。
まずは自分の意思で行動していくよう促しましょう。
失敗なんて怖くない!自立した子に育てたいなら、お母さんは見守るのが一番
保育園の準備など子ども一人にさせるよりは手伝った方が早いため、つい手が出がち。でも、そこをぐっと抑えて子どもを見守ってみましょう。なかなか動き出せないときは「何からする?」と声をかけ、答えられなければ選択肢をたくさん提示し選ばせるのも一つです。手を出さず、子どもの行動を引き出す方法はたくさんあります。失敗を乗り越えていくたくましさは、自分で失敗を経験してこそ養われるもの。すぐ手を出さず、子どもが自分で考えて動くまで待つことが、自立に向かうスタートです。
今日の1日1成長
子どもには失敗も必要!先回りしがちなお母さんは、見守ることに徹して
子どもの行動力も1成長、お母さんの忍耐力も1成長。