「え…誰?」結婚式のスピーチに自分の恩師を呼ぶ義母。さらに…【謎のアピール】に一同絶句。
結婚式は、人生の大きな節目となる大切なイベント。誰もが心に残る素敵な瞬間にしたいと願いますよね。しかしそんな特別な日の、家族の良かれと思っての行動が、時に予期せぬ形で「主役」の座を揺るがせてしまうことがあります。「これで本当にいいのかな?」という違和感や「もう少し自分たちの意見を聞いてほしい」という不安。それは、あなただけが感じていることではないはずです。今回ご紹介する体験談は、結婚式という大切な瞬間を守り、家族との関係の中で自分たちらしい選択をするためのヒントをくれるでしょう。結婚式のスピーチは義母のこだわりで…あれは私たちの結婚式でのことです。義母が突然「私の恩師にスピーチをお願いしたい」という提案をしてきました。
しかし問題は、その恩師という人物が、私や夫にとって一度も会ったことがない、完全な初対面ゲストだったことです。しかもその方、義母の昔からの知り合いというだけで、私たち新郎新婦との関係性はゼロ。「え…誰?」と正直、戸惑うばかりでしたね。にもかかわらず、義母は、その恩師のために一番いい席をしっかり確保していました。私たち夫婦が少しでも渋ると、義母は「じゃあ私は結婚式に出ません!」と自己中すぎる態度で抵抗してきました。正直なところ、心の奥では「どうぞどうぞ!やったー!」と思ってしまいましたが、両親に「少し我慢すれば丸く収まるから…」と諭され、渋々その提案を受け入れるしかありませんでした。そして迎えた結婚式当日。恩師のスピーチは、予想通り私たち二人の話などは一切なく、延々と義母とその恩師の思い出話が続くばかり。
さらには「代々続く家の跡取りである私が…」と、自己紹介のように肩書き自慢まで飛び出し私たちは唖然。義母的には由緒ある家柄とのコネクションをアピールすることが目的だったらしいのですが、こちらとしては「へぇ…で?」の一言で終わってしまうような話でした。結婚後、その方と一切関わりがなかったのは言うまでもありません。あの結婚式の中で一番意味不明で、時間の無駄だったと感じる瞬間です。スピーチを聞いている私の呆れたような表情の写真が残されていて、あの時の出来事とともに今も強く記憶に残っています。大切な一日だったはずなのに、なんだかモヤモヤとした気持ちが拭えませんでしたね。(36歳/女性)最後に人生の特別な瞬間を、自分たちらしく、心ゆくまで楽しみたい。誰もがそう願うはずなのに、時に家族の「善意」や「こだわり」によって、その思いが揺らいでしまうことはありませんか?この体験談の彼女も、自身の結婚式という大切な日に、義母の強い意向によって、予期せぬ経験をすることになりました。
その時感じた戸惑いやもどかしさは、決して他人事ではないと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。私たちにとって本当に大切なのは、自分たちの幸せを一番に考えること。そして、夫婦二人の絆を何よりも優先し、共に納得できる選択をしていく勇気を持つことかもしれません。大切なイベントだからこそ、家族の意見を尊重しつつも、譲れない部分については、互いに話し合い、穏やかに、しかしはっきりと自分たちの意思を伝えていく姿勢が求められます。もし今、あなたが結婚式について自分と周囲の人で意見が異なり悩んでいるのであれば、・ウエディングプランナーに第三者として介入してもらい、客観的な視点から「現実的な選択肢」や「代替案」を提案してもらう。・新郎新婦だけでなく、ご両親も含めて「どんな結婚式にしたいか」という具体的なイメージや期待値を共有する場を設ける。などの方法を実行してみてはいかがでしょうか。家族全員が互いを尊重し合い、全員が満足の行く結婚式となるはずです。
※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています