朝10時に洗濯する予定が…義母「午後の太陽は雑菌を増やす」謎持論を展開!?雨の日の“乾かし方”にも嫁、大困惑…!
パートナーや義家族と一緒にいると、ふとした瞬間に「あれ?」と首をかしげるような出来事に直面することがあります。それは、お互いが育ってきた環境や習慣が違うからこそ生まれる、いわば「価値観のズレ」なのかもしれません。今回の体験談は、誰もが一度は経験するかもしれない、そんな「小さなズレ」がテーマです。ささいな日常の出来事から、パートナーや義家族との関係をより豊かにするヒントが見つかるかもしれません。洗濯物を干す時間結婚後、初めて夫の実家で過ごすことになった夏の日のことです。旅の疲れもあって、いつもよりのんびりした朝。さあ洗濯をしようと、洗濯機に衣類を入れスイッチを押そうとしたそのときでした。「ちょっと待って!」と、背後から義母がすごい勢いでやってきました。
何事かと振り返ると「洗濯物は午前10時までに干さないと意味がないのよ!」と真顔で言われたのです。私は今まで、天気やその日の予定に合わせて時間を気にせず洗濯をしていたので耳を疑いました。午前中に干せなくても、日差しが強ければ夕方までに乾くし、雨の日は部屋干しをする…それが当たり前でした。しかし義母は、まるで科学的根拠があるかのように「10時以降に洗ったら汚れがこびりつく」「午後の太陽は雑菌を増やす」と、熱心に説明してくれます。そして「もう遅いから今日は洗濯しないで」と、電源を切られてしまいました。義実家では、朝7時には洗濯機を回し8時半までには全員分の洗濯物を干すのが鉄則だと言います。さらに「洗濯物は必ず外干し。室内干しはカビの温床だから絶対ダメ」という追加ルールまで。
雨の日でも軒下に干し、濡れていてもそのままアイロンで乾かすという徹底ぶりに、正直戸惑いを隠せませんでした。「あなたもそうしたほうがいいわよ」と、私たち夫婦のためを思って勧めてくれているのが伝わってきます。しかし、共働きの私たちにとって「午前10時までに干す」というルールは、現実的にとても難しいことでした。義母にとってはそれが「常識」だということを、頭では理解しようとしたのですが…。心のどこかでは「天候に合わせるほうが合理的」だと思ってしまいます。(32歳/女性)最後にお互いが育ってきた環境や当たり前が違うからこそ、心の小さな摩擦が生まれることもあるでしょう。どちらが正しい、間違っているではなく、ただ「違う」だけ。相手の行動の裏には、その人なりの理由や強い思いが隠されていることもあります。
理解不能に思えるこだわりも、実は長年培ってきた経験や信念に基づいているのかもしれません。そして、すべてを理解し共感しようと無理をするのではなく「そういう考え方もあるんだな」と、ひとまず受け入れる姿勢が大切です。お互いの違いを認め、そのうえで歩み寄る努力を続けること。そうすれば、関係をさらに深めるきっかけになるはずです。もし今あなたの中に拭いきれない「小さなズレ」があるなら、その壁を乗り越えるために次の3つの行動を試してみてはいかがでしょうか。・相手が「なぜこだわるのか」を掘り下げる質問をしてみる・自分の「当たり前」を客観視してみる・違いを「個性」として楽しむ視点を持つこれらの小さな一歩が、きっと未来を明るく照らすはずです。※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています