「お金がないから」お年玉をあげない義母。しかし「すごーい!」娘が指さしたのは…“気づかれたくないもの”だった話。
義理の家族とのコミュニケーションは、気を遣う場面も少なくありません。表面上は穏やかでも、心の中では複雑な感情を抱えている方もいるのではないでしょうか。今回の体験談は、義母からの予期せぬ一言をきっかけに、本音と建前について考えさせられた女性のお話です。久々の帰省で…年末年始、私たちは毎年恒例で私の実家と義実家の両方に帰省しています。ですが、去年の年末年始はどちらにも行けず、夏休みに両家を訪ねることになりました。久しぶりの実家は、いつも通り朝から家族みんなで賑やかでした。母はいつも、バツイチの私と再婚相手である夫、さらにはその連れ子までもを温かく迎え入れてくれます。息子や娘たちも楽しそうで、ほっとしました。
そのとき、ふと義母の部屋が目に入りました。部屋にはたくさんのブランド品が並べられていて、それを見た娘が「あれ?おばあちゃん、このブランドすごい高いやつだよね!すごーい!」と1つのバッグを指さしました。
実家でゆっくりしたあと、私たちは義実家へ向かいました。義実家に着くと、義母もにこやかに私たちを迎えてくれて一安心。リビングに通されると、子どもたちはそわそわとお年玉を期待している様子でした。それを察したかのように義母は私たちに「ごめんなさいね。うち、お金がないからお年玉をあげられなくて…」と、申し訳なさそうに言いました。それを聞いた子どもたちは、がっかりした表情を浮かべていました。お金がないという義母
さらに、義母が身につけていた高価そうな指輪やイヤリングもブランド品だと分かり、私は驚きを隠せませんでした。義母は「お金がない」と言いながら、ブランド品に散財しているようでした。正直なところ、義母からの「お金がない」という言葉は腑に落ちませんでしたが、これ以上は何も言えませんでした。最後に家族のあり方は、時代とともに変化していますが、義理の家族とのコミュニケーションに悩む方は今も少なくありません。義母からの「お金がない」という一言は、単なる事実ではなく、何らかの意図が隠されているのかもしれません。相手の言葉の真意を読み解くために、まずは夫と話し合う時間を作りましょう。そのうえで、夫婦で協力し、義母に寄り添う姿勢を見せることが大切です。直接話す機会があれば、問い詰めるのではなく「何か困っていることはないですか?」といった、相手を気遣う言葉から始めることで、心を開いてくれるかもしれません。
※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています