夫婦で通う美容室にて…”匂いづわり”で先に帰宅する妻。⇒普段つわりを軽視する夫が【お詫びの品】を買って来た”ワケ”とは。
妊娠は、女性にとって心身共に大きな変化が訪れる特別な時期です。期待に胸を膨らませる一方で、体調の変化や未知なる出産への不安を感じることも少なくありません。そんなとき、最も身近な存在である夫の理解が得られないと孤独感は一層深まるものです。今回は、妊娠中の夫の言動に悩んだ経験がある女性の体験談を紹介します。つわりを「気のせい」と言う夫1人目を妊娠していたときはつわりが本当にひどく、食べられるものといったら素麺を数本すすれる程度でした。気分の悪さから不眠症にもなり、2日ほど眠れない日が続いたこともありました。頼れるのは夫だけという状況だったのですが、夫はつわりの症状を「気のせい」や「テレビの見過ぎ」と聞く耳を持ってくれないのです。このままでは母子ともに危険な状態になってしまうのではないかと、精神的にも追い詰められ行きました。
ある日、家の目の前にある美容院に夫婦で行った際に…夫の施術が終わるのを待っている間、薬剤の匂いにどうしても耐えられず先に一人で家に帰ることに。そのとき鏡越しに見た夫の表情は、まるで「店の人に迷惑をかけるな」とでも言いたげな冷たいもので、私は大きなショックを受けました。しばらくして帰宅した夫は、コンビニのおにぎりや素麺をたくさん買ってきてくれました。そして「辛いだろう。食べられるものがあったら食べて」と、その袋を私に差し出したのです。話を聞くと、美容院の女性スタッフに「妻がつわりみたいなんですけど、ドラマの見過ぎなんですよね」と愚痴をこぼしたところ、その方から厳しく諭されたとのことでした。私がトイレで苦しみながら「辛い」と訴えても信じなかったのに、他人の言葉はすぐに信じる夫にあきれてしまいました。(55歳/女性)最後に妊娠中の体調不良は、経験した人でなければ本当の辛さが伝わりにくいものです。
特に、一番の理解者であってほしい夫にわかってもらえないときの孤独感は計り知れないでしょう。つわりを「気のせい」と一蹴されてしまうのは、男性が妊娠や出産の身体的変化を具体的にイメージしにくいからかもしれません。辛いという感情的な訴えだけでは、その深刻さが十分に伝わらない場合もあります。もし夫の理解が得られずに悩んでいるのなら、ご自身の状態を客観的かつ具体的に伝えてみるのはいかがでしょうか。例えば「吐き気で一日中食事がとれない」「めまいで立っているのが難しい」といったように具体的な症状を説明したり、医師からの指導内容などを共有したりすることで夫も状況を認識しやすくなります。言葉を工夫して諦めずに伝える努力が、二人の間の溝を埋め、共に親となるための第一歩となるはずです。※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
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