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寝込む嫁のもとに【相性最悪の義母】が押しかけた!?しかし⇒夫も“予想できなかった展開”を迎えた話。

愛カツ
人間関係は、ときに複雑で思いもよらない展開を迎えることがあります。特に、結婚によって新しく生まれる義家族関係は、最初からスムーズに進むことばかりではありません。価値観の違いや、お互いの性格を理解するまでの道のりは、ときに大きな壁のように感じられるでしょう。しかし、実は相手の温かい気持ちが隠れていたということがあるかもしれません。相性最悪結婚して以来、母と妻の相性は最悪でした。おしゃべり好きで思ったことをズバズバ言う母と、細やかな気遣いを大切にする妻。初めて一緒に食卓を囲んだとき、母が遠慮なく妻が小食なことに口出しした瞬間、妻の笑顔が固まったのを今でも鮮明に覚えています。それからというもの、妻は母の話になると決まって声のトーンが半音下がり、僕はヒヤヒヤしていました。
板挟みとは、まさにこういう状況のことを言うのだと痛感しました。そんなある日、僕が出張で家を空けていたときに事件は起きました。妻が体調を崩して寝込んでいるところに、母が突然押しかけてきたと連絡があったんです。僕は心の中で「やめてくれ」と叫びましたが…。母が帰宅後、僕に電話してきた妻から聞いた報告は意外なものでした。母は台所に立ち、煮物と味噌汁を作った後、洗濯物まで片づけて帰っていったと言うのです。妻は「意外と優しい人だった」と言ってくれて、僕は安堵の気持ちでいっぱいでした。それから、2人の関係は少しずついい方向に変化していき、僕がまったく予想できなかった展開を迎えたのです。
母は相変わらずおせっかいでマイペースですが、今では妻が好きそうなスイーツを選んで買ってきてくれますし、妻もそれを素直に「ありがとうございます」と受け取るようになりました。母も妻もお互いに「案外悪い人ではなかった」と思ったようで…。2人は不器用なだけだったのだと、今では笑い話にできます。(40歳/男性)最後に新しい関係を築くとき、言葉の選び方や行動の背景にある意図がわからず、戸惑いや不信感を抱いてしまうこともあるでしょう。しかし相手の言動の裏には、深い愛情や不器用な優しさが隠されているのかもしれません。大切なのは、相手の行動を決めつけるのではなく、その意図を探ろうとする姿勢です。また、誤解を解くためには、自分から心を開くことも重要です。まずは相手のいい部分に目を向け、感謝の気持ちを言葉にしてみませんか。
そうすることで今まで気づかなかった相手の一面を発見し、より豊かな関係を築いていくきっかけになるはずです。※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています

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