「俺、立ち会わない主義だから」ーー。初産なのに仕事を優先した夫が…出産翌日、病院に来た話。
新しい命を授かった喜びから始まった妊娠生活は、時間とともに身体的な変化や出産への大きな不安をともなうようになります。特に初めての妊娠は、夫の精神的なサポートが何よりも心強い支えとなるものです。しかし、妊娠初期の協力的だった態度から一転、出産が近づくにつれて夫の関心が薄れ、冷たい態度をとられるようになると、妻は計り知れない孤独と不安に苛まれることに。今回は妊娠後期になり夫が急に冷たくなり、さらには「立ち会わない主義」という言葉で妻の不安に寄り添わなかった夫の体験談を通して、出産を控えた夫婦の心の壁を乗り越えるためのヒントを探っていきます。妊娠初期は優しかったはずの夫が、妊娠後期になって一変妊娠がわかったとき、夫は「やっとパパになれる!」と声をあげて喜び、すぐに両親にも報告しました。もちろん私も嬉しくて、これから2人で協力しながら妊娠生活を送ろうと前向きな気持ちでスタートを切ったのです。つわりがひどい時期は夫が買い物や家事を手伝ってくれたり、健診にも付き添ってくれたりと、とても頼もしい存在でした。ところが…妊娠後期に入り出産の話題になったとき、夫が突然「俺、出産には立ち会わない主義だから」と言い出したのです。
「え?どういうこと?」あまりにも唐突で、しかも初耳だったのでとっさに聞き返すと、夫は「血とか叫び声とか苦手だし、男がいると逆に気が散るって聞いたし」と、まるで他人ごとのような言い訳を並べ始めました。初産で不安しかなく、せめて夫がそばにいてくれたら心強いと思っていたのに「主義だから」の一言で片づけられたことに、大きなショックを受けました。さらにその後「病院に行くのは面倒だから産まれたら連絡して」とまで言われ、怒りと悲しみで涙が止まらなくなってしまったのです。結局、出産には母が付き添ってくれましたが、夫は出産当日も仕事を優先し病院に来たのは翌日のことでした。赤ちゃんを見て「可愛いな」とは言っていましたが、私の苦労や気持ちには一切触れず、まるでペットでも迎えたかのような軽い反応だったのです。今では育児にはそれなりに関わってくれていますが、あの「立ち会わない主義」という都合が良すぎる言葉は、私の中でずっと引っかかっています。妊娠中の不安な気持ちに寄り添ってくれなかったことは、一生忘れられないと思います。(42歳/女性)最後に夫の「立ち会わない主義」という言葉や病院への訪問すら億劫がる態度は「いちばん大切なときに、孤独にされた」という深い傷となり、夫婦の歴史に刻み込まれます。
妊娠初期の協力的だった態度から一変し、無関心で冷たい言葉を突きつけられた妻は、精神的に大きく深いダメージを負ったことでしょう。この体験談の教訓は「出産への恐怖は夫婦で共有し、共に乗り越えるべき課題である」ということ。夫には「出産の重みと、それによって妻が負う心身の負担」に対する想像力が欠けていたのかもしれませんね。夫婦でこれからの育児を前向きに迎えるため、妻は過去の夫を責めるのではなく「あのとき、実はこう思っていて辛かった」と穏やかな口調で伝えてみてください。その上で夫には「出産はゴールではなく、子育てというチーム戦のスタートである」という認識を持ってもらいましょう。そして、今後は「行動による寄り添い」を示すよう約束してもらうことが大切です。夫婦で子育てに関する情報を共有し、母親の健康を最優先する姿勢を明確にすることが、妻の心を癒やし明るく楽しい家庭を築くための一歩となるはずです。※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています