帰省の度に…小学生の“娘イビリ”をする義両親。キレた嫁と口論になるも⇒『それは…』“夫の言葉”で形勢逆転!?
祖父母世代の中には、期待通りに動かないとイヤミを言う方もいます。今回の体験談は、義両親の理不尽な言動に対し、冷静な対応で場を収めたというお話しです。理不尽なトラブルから家族を守るためにはどう動くべきか?対処法を考えていきます。いつも娘を貶める義両親
実家に帰省したときのことです。「もう九九は全部言えるようになったのかしら?」と娘に話しかける義母。娘は「いえ、まだ習ったばかりなので…」と答えました。すると義母が「あら、そうなの?」「私の友達の孫はもうとっくに言えるそうよ」まるで“ダメね”と言わんばかりのイヤミな言葉を娘に投げかけたのです。さらに義父まで出てきて「うちの孫が周りに遅れをとるわけにはいかないだろう」と畳みかける始末。
「私のことはいくら言っていただいても結構です」「でも大事な娘を他所のお子さんと比べて見下すのは許さない」感じていたことをストレートに伝えました。さらに「育った環境も価値観も違うのに、どうして他人の評価ばかり気にするんですか?」「自分の期待通りに動かない人間が気に食わないだけですよね?」と思いをぶつけたのです。
義母もそれに賛同し「もっと頑張って人から認められないとね」とまだ小学生の娘をネチネチと責めるのです。私たちが帰省するたびに周りの子と比較して娘をけなすような、そんな義両親でした。“娘の頑張りも知らないくせに言いたい放題…もう限界!”と、私は心の中で葛藤しつつも…「あなたたちは他人と比べることでしか子どもの価値を認められないんですか!」と、義両親に強く言ってしまいました。止まらなくなった私は「え…?」と驚く義両親に「人には個性があってそれぞれ違う生き方があるじゃないですか!」と、思っていることをぶつけたのです。すると、義母が深いため息をつきながら「いい?あなたの考えは未熟です」と言い返してきました。義父もそれに乗じて「世間のことを知らなさすぎる」とたたみかけるのです。気に食わないだけですよね?
「なっ…!?」と一瞬、面食らったような顔をした義両親でしたが…すかさず義母が「なんて生意気な嫁なの…」とキリキリしてこちらを睨みつけてきたのです。すると「ストップ、ストップ!!」と騒ぎを聞きつけて駆けつけてくれた夫に、私はすべてを話しました。事情を知った夫は「それは…母さんと父さんが悪い!」「子どもを悪く言われて怒らない親はいない」そうハッキリ言ってくれて…!あれだけ騒いでいた義両親たちも、夫の言葉には反論できず、黙り込んでしまい…。一気に形勢逆転できた瞬間となりました。最後に妻が義両親に正論を述べても「生意気」と受け止められますが…実の息子である夫からの正論は両親にとって「受け入れざるを得ない現実」です。同じように、義両親の「価値観の押しつけ」や「理不尽な言動」に悩んだら…「子どもの教育方針や習い事は夫婦で決める」といった領域を決めましょう。そして、義両親からの干渉があっても「私たちの決めたルールです」と、冷静に言い切る認識を持っておくのです。これらをあくまで優しく、しかし毅然と伝えていく努力が必要です。
※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています