【38℃】の息子に…「また熱かよ」暴言を吐く夫!?直後⇒「パパおかえり~」息子が駆け寄ると、ありえない行動に出る…!
子どもが熱を出したとき、親はわが子の不安な気持ちに寄り添い、安心させてあげることが大切です。今回は、高熱を出した息子への夫の態度に、妻がモヤモヤした体験談を紹介します。子どものケアと仕事の責任、この2つの間で揺れ動くとき、夫婦としてどのように子どもの気持ちに寄り添うべきか、冷静に話し合うことの重要性を考えていきましょう。子どもの体調不良ある日、息子が熱を出したときのこと。体温を測ってみると38℃あり…「熱あるね、病院行かなきゃ」そんなことを言いながら、ひとまずお布団に寝かせました。すると「ママこっち来てよ〜」と呼ぶ息子。「はいはい、どうしたの?」と聞くと「一緒にいて〜」と。病気のときは誰もが不安になるものなので、その気持ちは痛いほどわかります。
夫は「また熱かよ…うつったら仕事行けなくなるから部屋こもるわ」と、さっさと自室にこもろうとしたのです。私は「なにそれ?息子が心配じゃないの…?」と思いイラッとしました。すると突然息子が起きてきて「パパおかえり〜」と駆け寄り、夫の足にしがみついたのです。そんな息子に「風邪がうつるだろ!ママのところにいってろ!」と強く当たる夫。仕事が休めないことはわかりますが、自分のことしか考えていないようなありえない対応でした。息子は「やだ!一緒にいたい〜」と夫の足にしがみついて離しません。
「わかったよ、寝るまでここにいるからね」とそっと抱き寄せると、安心したようにニッコリと微笑んでくれました。その後、夫が帰宅したので「息子が熱出しちゃって…」と報告したのですが…。また熱かよ
私が「一緒にお部屋戻ろうね。絵本読んであげるね」と言うとようやく「うん…」と納得してくれた息子。健気な息子の気持ちを思うと、なんともいたたまれませんでした。最後に大切なのは夫が子どもの不安に共感すること。そして安心を与える言葉と行動を選ぶことです。まずは、子どもの心のバロメータについて、夫婦で共通認識を持ちましょう。寂しさや不安がピークに達しているサインが出ていないか、子どもの言動を観察してください。またシャットアウトもしないことです。
ドア越しに『早く良くなるといいね』と声をかけたり、短時間でもマスクをして頭をなでてあげたりなど、愛情表現はいくらでもできます。そして、仕事と子どもの気持ちを天秤にかける表現も避けてください。「うつったら仕事に行けなくなる」ではなく「パパが倒れるとママが大変になるから」と、家族全体のチームワークとして乗り越えるための表現を使うのです。これらの冷静な対応や心がけこそが、子どもの心を守り、夫婦間の信頼をより深いものにするきっかけとなります。※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています