小学生の息子が【2,000円】もゲーム課金!?しかし「お金はどこから!?」息子に聞くと⇒母「え?」学校で大問題に!
子育てにおいて直面する課題のひとつが、デジタル社会との関わり方です。オンラインゲームやインターネットが広がる中、親がどう子どもを見守り、ルールを定めるかは非常に重要です。今回は、息子がオンラインゲームを通じて、金銭トラブルに関わってしまったという妻の体験談を紹介します。問題の背景にある子どもの心理と、親子間のコミュニケーションの真の重要性について考えていきましょう。オンラインゲーム息子が小学生だったときの話です。ある日、息子が「オンラインゲームしたい!」と言ってきたのです。小学生のあいだで話題なのは知っていたので「そっかぁ。流行ってるもんね」と、理解を示し「やってもいいけど見守り機能つけるからね」と念を押しました。
「友達がみんなにカード配ってたし、僕ももらった」と言うのです。「誰があげて誰がもらったの?」と問いただすと素直に教えてくれたので、連絡先を知っているママさんに電話をしてみることに。「…ということなんだけど」と事情を話すと「うちの子ももらったみたい。見守り設定してる人が言っててみんな知ったみたい」とのことでした。その後学校で大問題になり「現金で返すのは生々しいから」と、同じカードで返すことになったのです。私はカードをくれたという友達の家に行き「友達がいなくなるのが嫌でやってしまったようで…本当にこのたびはすみませんでした」と謝罪をすると「とんでもない!うちの子が勝手に…!」と相手のママさんも謝ってきたのです。私も逆に申し訳なくなり「いえそんな…」と伝えて、この件は一件落着。「コミュニケーションって本当に大切なんだな…」と痛感した私。
息子は「見守り機能?」と不思議そうでしたが「ゲームでお金を使うと、ママにメールでお知らせが来るんだよ」と説明しました。夫が「勝手に悪さしたらすぐにわかるってことだよ」とストレートに言うと、息子は「悪さなんかしないよ!」と言い返しました。楽しそうに遊ぶ息子を見て微笑ましく思っていた私たち夫婦でしたが…。ある日曜日の朝、私のスマホに1通のメールが届いたのです。開いてみるとそこには「購入明細」と書かれていました。“息子がまた無料ゲームでもダウンロードしたのかな”と思いましたが、本文をよく読むと『2,000円の入金がありました』の文字…。私は一気に目が覚めて「起きて!これどういうこと!入金ってなによ!お金どこから入れたの!?」とまくし立てたのです。「ん〜?」とベッドの布団の中でモゾモゾする息子を叩き起こして事情を聞くと…。
事情を聞くと…
改めて、子どもとの関わり方について考えるきっかけになったのでした。最後に親がゲームのルールや設定で子どもを管理することは大切ですが、それ以上に必要なのは、子どもが「なぜ」その行動をとったのかを理解しようとする心の対話です。子どもとの関わりに悩んでいる方は、子どもを問い詰めるのではなく「聞く」時間を作ることをおすすめします。そして安心感を与える言葉を意識的に増やしましょう。それにより親子の信頼関係が深まり、困難に直面したときには親を頼ってくれるようになるはずです。※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています