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「家でゴロゴロしてるだけ」つわりの妻に夫が暴言。しかし⇒妻が仕掛けた【メモ】で、夫が義母と娘に“挟まれた”話。

愛カツ
つわりに悩まされながら日々の家事を続ける中、寄り添ってほしい相手に気持ちが届かない苦しさは、心を静かに疲れさせていきます。思いを伝えてもすれ違いばかりの時間が続くと、小さな諦めが胸に沈んでいくものです。そんな日常の中で、あるできごとをきっかけに空気が少しずつ動き始めた体験談を紹介します。つわりで苦しむ妻を見ようとしなかった夫一般的には安定期とされていますが、私の場合、妊娠6ヶ月目でもつわりに苦しむときがありました。吐き気と戦いながら、今日も私は重い体を起こし、当たり前のように家事をやっていたのですが、夫は一切家事を手伝おうとしません。「ただいま~あー疲れた~」と帰宅した夫は「今週末のゴルフは絶対行くから!」と宣言し、ソファで横になりながらスマホでゴルフ仲間とのやり取りに夢中でした。私が「ねぇ…少しは家事やってくれない?」と声をかけても、夫は「お前だって家でゴロゴロしてるだけだろ?俺は仕事でストレス溜まってるんだ!」と、逆に私を責め立てる始末…。夜中、私がつわりで苦しんでいるときも、夫は私を気にかけるどころか、リビングでゴルフ中継の音量を最大にするのです。
当然、私は眠れず、精神的にも追い詰められていきました。「あなたの趣味はわかるけど、私も本当にしんどいの!」と涙ながらに訴えても、夫は「これが俺のストレス解消法だ。文句あるなら好きにしろよ」「俺のほうが大変だから、俺を優先しろ」と言い放ち、翌日は早朝から丸一日ゴルフに出かけていきました。私は吐き気をこらえながら「このままじゃなにも変わらない…」と静かに思いました。そして、私は意を決して行動に移しました。夫のゴルフバッグに「ママはつわりで大変です。家事は全部お願いね」と書いたメモを貼ってみたのです。夫は帰宅後、メモを読み、呆然とした様子でした。
そのとき、キッチンに目をやると、シンクには食器が山積み、洗濯物も溜まっていました。夫は「はあ?やばいな…皿も洗濯物も山積みだ…」と焦り始めます。そこに、絶妙なタイミングやってきた義母!義母は厳しい声で「妻を大切にしなさい。2人目も生まれるのよ」と、夫を諭してくれました。さらに、娘まで加勢して…。「パパ…」
「家でゴロゴロしてるだけ」つわりの妻に夫が暴言。しかし⇒妻が仕掛けた【メモ】で、夫が義母と娘に“挟まれた”話。
「パパ…ママのつらさわかってる?ゴルフより家族が大事だよ」と、言ってくれたのです。義母と娘に挟まれ、夫はなにも言い返せない様子でした。その夜、追い詰められた夫は、初めて自分で夕食を作り、洗濯も済ませたのです。
夫は心から反省してくれたようで「いままでゴメン…やっぱりゴルフも楽しいけど家族が一番だな」と、言ってくれました。義母と娘も笑顔になり、私は心からほっとすることができたのです。最後に寄り添われない時間が続くなかで、自分のつらさを抱え込むしかなかった妻の心は、静かに限界へ近づいていました。それでも日々を支えようと踏ん張り続けた思いが、ようやく周囲の気づきを呼び込む形に。家族が放った言葉や、積み重なった生活の現実を前に、夫は初めて家族の重さと大切さを見つめ直したのかもしれません。関係はすぐに完璧にはならなくても、誰かの一声で心が動き、歩みが変わることがあります。同じように悩む方も、気持ちを抱え込みすぎず、誰かに助けを求めてほしいと思います。※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています作画:xxxcoco(愛カツ編集部)

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