「ありえない…」昼休みの教室がザワッ!?直後⇒高校生息子の“弁当が”全員の視線を集めた【ワケ】
愛情を込めて作ったお弁当が、息子を激怒させました。応援のつもりで手間をかけたおにぎりは、思いもよらない形で2人の間に大きな溝を作ります。今回は、反抗期の息子との葛藤を乗り越えようとする女性の体験談を紹介します。テレビで…
「次のコーナーは手作りお弁当です!!」
テレビでは手作りのお弁当特集が流れていました。色とりどり、さまざまな形のおにぎりが紹介されています。
これなら…
そのメニューの中に、ぴんとくるものがありました。そこで、中学生の息子の顔が浮かびます。(あっ…これいいかもしれない…)次の日も…
翌朝、私は丁寧に作ったお弁当を息子に差し出しました。
息子は乱暴に玄関の扉を開けると、私の顔を見るなり大声で言いました。「どういうことだよ!! なにあの弁当!!」「あ、どうだった?」「どうもこうもないよ!!野球ボール風のおにぎりなんてありえないんだよ!」予想していなかった息子の反応に、返す言葉が出てきませんでした。息子の態度に困惑…
「ふた開けた瞬間、隣の席のやつが騒いでクラス中のやつらも集まってきて…恥ずかしすぎなんだよ!」息子の表情に、彼が本気で嫌がっていることを悟りました。「ごめん、そんなつもりじゃ…野球が好きだから喜んでくれると思って…」「ふざけるな!こんなの喜ぶのはガキくらいだろ!!」正直な気持ちを伝えても…
「もう弁当なんていらない!! 作らなくていいから!」背を向けた息子は、自室のドアを乱暴に閉めます。私は息子の剣幕に驚き、しばらく動けませんでした。応援したくて作ったお弁当が、息子を傷つけるとは思ってもみなかったのです。
翌朝、もう一度お弁当を差し出しました。息子はそれを見ても、手を伸ばそうとはしません。
コンビニのパンを手に取り「これを持っていく」と言います。「それだけでは栄養が偏る」と心配しても、息子は聞く耳を持ちません。家での食事も…
「あんな弁当作られるなんて嫌なんだよ!俺は好きなものを食べる!」そう言うと、息子はお弁当を持たずに登校してしまいました。さらには家での食事でも…。「え?まだ残ってるよ?」「いらない」好きな食べ物だけ…
息子は好きなものしか食べないという生活になっていきました。以前はお弁当に苦手なものを入れても、残すことはなかったのに…。
手詰まりを感じていると、ふと夫の遺影に目が留まりました。「嫌われてもいいからあの子には健康でいてほしいなあ…ね、お父さん」涙を浮かべながら…
答えは返ってきませんが、夫に相談せずにはいられなかった私。嫌われてもいいから息子には元気でいてほしい、その一心でした。どれだけ拒否されても、料理は私なりの愛情です。私はその後も、ひたすら手作りのお弁当を作り続けました。そして迎えた体育祭の日。…ついに息子は、再びお弁当を受け取ってくれたのです。
「次のコーナーは手作りお弁当です!!」
テレビでは手作りのお弁当特集が流れていました。色とりどり、さまざまな形のおにぎりが紹介されています。
これなら…
「はい今日のお弁当は自信作だよ!」息子は無言でお弁当を受け取ると、そのまま玄関を出ていきました。家事をしながら、反抗期の息子と少しは話せるかもしれないと期待していたのですが…。息子の発言に衝撃…
お弁当の代わりに…
翌朝、もう一度お弁当を差し出しました。息子はそれを見ても、手を伸ばそうとはしません。
コンビニのパンを手に取り「これを持っていく」と言います。「それだけでは栄養が偏る」と心配しても、息子は聞く耳を持ちません。家での食事も…
乱暴に扉を閉めて家を出る背中を、ただ見守る日々が続きました。写真の夫に…
愛情が空回りして言葉も届かない日々は、子育てのなかで最もつらい時間の1つです。反抗期の子どもとの距離感に悩む方のために、役立つ3つのアドバイスを紹介します。1.伝わらないときは無理をしない気持ちが伝わらないと感じたとき、重ねて説明しようとするほど子どもは耳を閉じがちです。無理せず一度引くことで、子ども自身が落ち着いて考えることができます。2.食事の場を「話し合いの場」にしない反抗期の子どもにとって、食卓での問いかけは詰問に感じられることがあります。「今日どうだった?」という問いかけより、ただ好きなおかずを一品添えておくだけの方が愛情を素直に受け取れることもあるはずです。3.つらいときは日記に書く「私が頼りないから」と自分を責めそうになったら、日記に書いて吐き出しましょう。相談相手がいなくても、一度言葉にすることで冷静に自分と向き合えます。
反抗期の子どもを前にしたとき、親にできることは少ないように感じられます。それでもそばにいようとする気持ちは、きっと子どもに届いているのではないでしょうか。作画:CHIHIRO※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています