2019年5月18日 11:30
【ありきたりな日常を楽しむためのヒント】暮らしで大切にしたい「無駄」のお話[PR]
暮らしの中には「無駄」がいっぱい。
ついダラダラ過ごしてしまったり、余計なモノを買ってしまったり。
時短、コスパ、効率化といった言葉がもてはやされ、「持たない暮らし」が注目を集める昨今。
時間にしろモノにしろ、何かを無駄にすることに対して、世の中がとても厳しくなっているように感じます。
だけど、無駄って本当にそんなに悪いものなのでしょうか。
たとえば時間をかけることで見えるものもあるし、何に使うか分からないけど心を揺さぶられるものもありますよね。
今回はそんな、無駄なようで無駄じゃない、愛すべき無駄について考えてみます。
断捨離の中で見えてきた心の矛盾
わたしはモノをたくさん持つのが好きじゃなく、かなり思い切りよく手放すタイプ。
「断捨離」という言葉が出てきたときは、水を得た魚のように身の周りのものを減らしました。
でも、どうしても手放せないものがあるのです。
それが異国の雑貨達。
手紙や切手、お菓子や紅茶の缶、見た目だけで選んだキッチンツールなど、使い道なんてほとんどないのに。
実用性でいえば、なくてもまったく困らない。
だけどもし手放してしまったとしたら、暮らしがとても味気ないものになってしまうのは間違いがありません。