DIY収納で暮らしやすく 片づけたくなる収納術
「ここにフックがあれば、あれを1アクションで片付けられるのに…」
そんな日常のふとした妄想から始まる、私のDIY時間。
10年前に建てた時は至ってシンプルだったわが家は、暮らし慣れていくうちに見つける発見で収納がプラスされ、その発見は、それはそれは楽しいものでした。
シンプルで何もない壁に、フック1つ取り付けるだけでこんなにも暮らしが便利になるだなんて! そんな発見の積み重ねで、わが家は“収納からくり部屋”のように成長したのです。
DIY収納で家事をラクに楽しく、暮らしやすく便利になった場所をご紹介します。
冬場は洗濯物がなかなか乾かないし、夕方の空いた時間に済ませておきたくてもできない…。夏と冬では家事の進みが全く違い、冬は家事がはかどらないもどかしさを感じます。家の中にはいつまでも半乾きの洗濯物が干されていて、片付いた感じがしない…。冬の家事は、ちょっとストレス。
そこで、バスタオルを引っ掛けるだけで片付く、フックを設置しました。タオルを畳むのは時間がかかるけど、引っ掛けるだけなら簡単!
場所は浴室扉の横。お風呂から出て右を向くと、家族は1アクションでバスタオルを手に取ることができます。
わが家の洗面所は狭くて少しうす暗いので、白くスッキリと清潔感のあるインテリアになるように、フックも同じくホワイトに。
5人分のタオルを収納できるものを探しました。
扉の死角になる場所なので、大きすぎて扉にぶつからない形状のものをネットでリサーチ。
こうして、フックは全部で6つ付きのものを発見。
5人家族のわが家にはちょうど良くて、1つは予備タオルやゲスト用も使えて便利です。
冬の洗濯物は、タオルだけ洗濯乾燥機にお任せしているので、洗濯機からタオルを取り出したらその場でフックに引っ掛けるだけで家事が終了!という仕組み。
子供たちにもよくお手伝いを頼むのですが、あまりに簡単で、一瞬で終わってしまう家事と化したのです。もっと便利にするために、次はループ付きのバスタオルがいいなぁ。と思っているところ。
これは壁に付けられるタイプの家具。ペン立てのような形状のものなのですが、わが家ではここにエアコンのリモコンを収納しています。
エアコンのリモコンは、エアコンのすぐ脇に置いたり、リモコン置きを設置したりというのが、よく見る収納方法ですよね。わが家はこの収納アイテムを活用して、部屋の入口横に収納。
エアコンのスイッチをONにしたい時に、わざわざ部屋の一番奥にまで足を運ぶことを省くため。入口の横にあれば、お部屋を暖めておきたい時も、スイッチをOFFにして部屋を出たい時も、通路になる場所だから何かのついでにピピッ。この便利さを、DIYで実現したのがこの収納術です。
DIYの良い所は、自分の好きな高さや場所にカスタマイズできるところ。子どももスムーズに動作が行えるように、子どもでも手が届く場所に収納することを意識しています。
子どもの学習スペースになっているこの部屋では、体温計も一緒に収納。学校に行く時、部活に行く時、習い事に行く時。欠かせない体温チェックがお出かけ前にスムーズにできるように、忘れることがないように。
「使った後はここに戻す」という作業も、通り道なら一連の作業に組み込めるのです。こんなふうに、住んでいる人の動作や癖に合わせて収納を工夫するのがおもしろい。家族もつい片付けたくなってしまう楽しさをつくるのです。
■暮らしのはなし連載:整理収納アドバイザーのお片付けノート
nami sasaki 整理収納アドバイザー
夫と三兄弟と5人暮らし。毎日の暮らしを楽しむ工夫探しが好き。収納で暮らしを心地よく。
そんな日常のふとした妄想から始まる、私のDIY時間。
10年前に建てた時は至ってシンプルだったわが家は、暮らし慣れていくうちに見つける発見で収納がプラスされ、その発見は、それはそれは楽しいものでした。
シンプルで何もない壁に、フック1つ取り付けるだけでこんなにも暮らしが便利になるだなんて! そんな発見の積み重ねで、わが家は“収納からくり部屋”のように成長したのです。
DIY収納で家事をラクに楽しく、暮らしやすく便利になった場所をご紹介します。
バスタオルを畳まないフック収納
冬場は洗濯物がなかなか乾かないし、夕方の空いた時間に済ませておきたくてもできない…。夏と冬では家事の進みが全く違い、冬は家事がはかどらないもどかしさを感じます。家の中にはいつまでも半乾きの洗濯物が干されていて、片付いた感じがしない…。冬の家事は、ちょっとストレス。
そこで、バスタオルを引っ掛けるだけで片付く、フックを設置しました。タオルを畳むのは時間がかかるけど、引っ掛けるだけなら簡単!
場所は浴室扉の横。お風呂から出て右を向くと、家族は1アクションでバスタオルを手に取ることができます。
わが家の洗面所は狭くて少しうす暗いので、白くスッキリと清潔感のあるインテリアになるように、フックも同じくホワイトに。
5人分のタオルを収納できるものを探しました。
扉の死角になる場所なので、大きすぎて扉にぶつからない形状のものをネットでリサーチ。
こうして、フックは全部で6つ付きのものを発見。
5人家族のわが家にはちょうど良くて、1つは予備タオルやゲスト用も使えて便利です。
冬の洗濯物は、タオルだけ洗濯乾燥機にお任せしているので、洗濯機からタオルを取り出したらその場でフックに引っ掛けるだけで家事が終了!という仕組み。
子供たちにもよくお手伝いを頼むのですが、あまりに簡単で、一瞬で終わってしまう家事と化したのです。もっと便利にするために、次はループ付きのバスタオルがいいなぁ。と思っているところ。
エアコンのリモコンは入口横がベスト!
これは壁に付けられるタイプの家具。ペン立てのような形状のものなのですが、わが家ではここにエアコンのリモコンを収納しています。
エアコンのリモコンは、エアコンのすぐ脇に置いたり、リモコン置きを設置したりというのが、よく見る収納方法ですよね。わが家はこの収納アイテムを活用して、部屋の入口横に収納。
エアコンのスイッチをONにしたい時に、わざわざ部屋の一番奥にまで足を運ぶことを省くため。入口の横にあれば、お部屋を暖めておきたい時も、スイッチをOFFにして部屋を出たい時も、通路になる場所だから何かのついでにピピッ。この便利さを、DIYで実現したのがこの収納術です。
DIYの良い所は、自分の好きな高さや場所にカスタマイズできるところ。子どももスムーズに動作が行えるように、子どもでも手が届く場所に収納することを意識しています。
子どもの学習スペースになっているこの部屋では、体温計も一緒に収納。学校に行く時、部活に行く時、習い事に行く時。欠かせない体温チェックがお出かけ前にスムーズにできるように、忘れることがないように。
「使った後はここに戻す」という作業も、通り道なら一連の作業に組み込めるのです。こんなふうに、住んでいる人の動作や癖に合わせて収納を工夫するのがおもしろい。家族もつい片付けたくなってしまう楽しさをつくるのです。
■暮らしのはなし連載:整理収納アドバイザーのお片付けノート
nami sasaki 整理収納アドバイザー夫と三兄弟と5人暮らし。毎日の暮らしを楽しむ工夫探しが好き。収納で暮らしを心地よく。