くらし情報『【母の日コラム】母と過ごした「何でもないけど、かけがえのない日」のはなし[PR]』

2001年12月5日 00:00

【母の日コラム】母と過ごした「何でもないけど、かけがえのない日」のはなし[PR]

【母の日コラム】母と過ごした「何でもないけど、かけがえのない日」のはなし[PR]

もしも願いが叶うなら、
子ども時代を1日過ごしてみたい。

そんなことを最近ふと考えるようになりました。

娘が生まれてから、脳裏をよぎるようになったのは、
子ども時代、日常の他愛のないこと。
そこにいつもあるのは母のおもかげ。



私は幼稚園から小学校低学年まで、
両親の故郷で、私が生まれた関西ではなく、
父の転勤先だった東京で過ごしました。

1、3、5歳の子どもを連れて遠方への引っ越し。
慣れない土地での家事・育児は
「どれだけ大変だったんだろう」ということは
“今なら”容易に想像がつきます。

ただ当時の私は母の興味をひきたいため
いろいろなわがままを言って
母を困らせてばかり。


5歳頃、公園遊び中に
鉄棒から落ちて泣き叫ぶ私。
うった場所が首だったこともあり
急遽病院へ行くことに。

私1人を連れて病院へ行くために、
姉と妹の預け先など、
あわただしく調整をしたはず。

ただ私の記憶にあるのは、
痛みがひいた後
ドキドキしながらも、
母と2人だけの時間が嬉しかったこと。

始めてみた自分のレントゲン写真が
とても怖かったけれど、
ちょっと大人の気分になったこと。

「心配ないよ」

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