【美容&健康に◎】話題の「食べるコスメオイル」のネクストブーム3つ
昨年ココナッツオイルが爆発的ブームになったこともあり、雑誌やスーパーなどで珍しいオイルを見かけることが多くなったのではないでしょうか。「一体どう違うの?何がいいの?」と戸惑う人も少なくないはず。
そこで、今イチオシの「食べるコスメオイル」を厳選してご紹介。毎日使うものだから、こだわって選びましょう!
万病に効くと言われている「ブラッククミンシードオイル」って?
Photo by BiTKiSEL YAGLAR
アメリカでは「万病に効く」とまで言われているブラッククミンシードオイルは、地中海沿岸から西アジアに分布する花「クロタネソウ(ニゲラ)」の種子を搾ったオイル。英語圏ではローマンコリアンダー、ブラックキャラウェイ、オニオンシードなどさまざまな呼び方をされています。
ブラッククミンシードオイルだけでなく、無農薬のスパイスを扱っている「スパイスハウス」の川久保美希さんに、その魅力を聞きました。
すでにアジアやヨーロッパでも人気沸騰中!
ブラッククミンシードオイルは鎮痛、抗菌、抗炎、抗酸化、血圧の安定などさまざまな効能が期待できる、まるで魔法のようなオイル。
アミノ酸15種、ミネラル、各種ビタミン、シモキノン、必須不飽和脂肪酸、ナイアシンなどまさに栄養の塊です!
少しスパイシーで力強い味なので、くせになっちゃう人も多いよう。
カボチャのサブジ(かぼちゃのスパイス煮)やクスクス、タジンなど、地中海料理との相性も抜群。シンプルにヨーグルトにかけるのもおすすめです!
肌にも直接塗って大丈夫なのでコスメとしても使えますよ。化粧水を塗った後、ブラッククミンシードオイルを2滴ほどお肌に塗付してマッサージしてくださいね。艶肌になり、お肌がキュッとして小顔になる効果も期待できます。(川久保美希さん談)
良質なタンパク質を摂取できる「ヘンプシードオイル」
photo by Dear Earth
ヘンプシードオイルは麻の実を絞って抽出されたもの。色は緑に近くサラッとした食感で、ナッツのような風味がします。
ヘンプシードオイルには、良質なたんぱく質がたっぷり!ダイエットにはもちろん筋肉や美しい髪をつくってくれるだけでなく、たんぱく質は生きていく上でも欠かせない三大栄養素のひとつですね。
約80%が健康と美容に効果があるとされている必須脂肪酸(オメガ3、オメガ6)でできています。
日本のマーケットで手に入る植物性油の中ではもっとも多く含まれているそう。
オメガ3とオメガ6のお互いがもつ正反対の作用をコントロールし合うためには体内にバランスよく共存させなくてはなりませんが、その比率が黄金バランスなのです。
また、全身のさまざまな生理調整機能を調整すると言われているガンマ・リノレン酸や、健康維持と美容にも大切なミネラルも含んでいます。これもヘンプシードオイルが「スーパーオイル」と呼ばれる理由のひとつです。たっぷり栄養素を含んでいるのにコレステロール0でトランス脂肪酸も0!
ただ熱に弱いという性質があるため、栄養素をまるごと摂るためには調理済みの料理にかけて。ヨーグルトや豆腐、納豆、温かい温野菜サラダなどにかけるのがおすすめですよ。
抗酸化パワー抜群「インカインチオイル」
Photo by Inka Millennium
オイルの中でも抗酸化パワー抜群と言われているのがインカインチオイル。別名サチャインチオイルです。
ペルーのアマゾンが原産で、星型をしているサヤに入ったインカグリーンナッツを搾ったもの。悪い脂を排出してくれるという話題のオメガ3脂肪酸を50%含み、その量はアマニ油と比べると約2.5倍!ビタミンEの量も多く、酸化しにくい油なので加熱調理もできるのも嬉しいですね。
肌の老化防止や体内の酸化を遅らせるなど、エイジングケアにも役立ちます。サラダのドレッシングなど毎日のお料理に使ってみてくださいね。
いかがでしたか?美容と健康のために必須と言われるオメガ3・6・9の栄養成分はオイルの種類によって含有量が異なるため、どれか一種類のオイルではなく、さまざまなオイルをバランス良く摂るようにしましょう。
スプーン一杯から手軽に、ビューティオイル生活をはじめてみて!
参考※veggy vo.44/アルコイリス /GreenMedInfo.com/vomfass