チョコレートが体を冷やす!? 重い生理痛につながる習慣とプチ対処法
月に一回、約一週間ほど続く生理。長さや軽度は人それぞれですが、月の4分の1を占める月経時期をできるだけ心地よく乗り切りたいというのは、女性の切実な思いです。
プロボディデザイナーとして、さまざまな体の不調に触れてきた益本香織さんに、いや~な月経期を健やかに過ごすポイントを教えていただきました。
NG習慣と対処法
女性の体に負荷を与える生活習慣は、そのまま生理痛に現れることが少なくありません。そんな「やってはいけない習慣」をご紹介。自分のライフスタイルを振り返りながら、読んでみてくださいね。
NG習慣1:リラックスモード期も変わらない、過度なプレッシャー
「女性は毎月、月経後から排卵期までの元気に活動できる時期と、排卵期から月経前・月経期までのゆったりモードの時期を交互に過ごしています。元気な時期は美人ホルモンとも呼ばれるエストロゲンが多く分泌される一方、排卵期から月経前までのゆったりモード時は妊娠準備をするプロゲステロンが多く分泌されるのです。
これらの女性ホルモンへ分泌指令を出しているのは脳の視床下部。自律神経を司る部分でもあります。“今日はちょっとプロゲステロンが少ないですよ”“もっとエストロゲン出してください”と卵巣のフィードバックを受けた脳は、分泌を促す指令を出していくのです。