都内でWebディレクターとして働きながら、毎朝5時に起きてお弁当づくりを続ける柚木 涼子(ゆのき りょうこ)さん。著書『四季を楽しむ丸の内弁当』には、栄養バランスはもちろん、おかずの色合いや詰め方、お弁当を包む布の選び方など、食事そのものをコーディネートする柚木さんのお弁当愛がぎっしり詰まっています。
出張が続いたり、帰宅が遅くなったりと忙しい日々だからこそ、「おいしいもので心も体も満足したい」と話す柚木さん。
「高層ビルが立ち並ぶ都心で日夜仕事をしていたら、どうしても季節を感じることは難しい。でも、食材を通じてなら、スーパーに行くだけで季節の変化に気づかされます。身近で手軽に、『春が来たな』と感じながら、お腹もいっぱいになる。こんな素敵なことはありません」
そう笑顔を見せる柚木さんに、お弁当にもオススメな“春に食べたいご飯&パンのレシピ”を聞きました。
<春のうまみギッシリ>空豆ごはん
空豆の鮮やかな黄緑色を生かすには、塩味がオススメ。茹でた空豆を後からごはんに混ぜるので、お弁当もキレイに盛り付けられます。
【材料】
米:2合
空豆:適量
調味料
-塩:小さじ1、酒:大さじ2
【作り方】
1.空豆はかために塩ゆでし、皮をむいておきましょう。