【プロ指導】100いいね級!スマホで美味しく料理写真を撮るコツ
さらに、真上から引きで撮ったせいで、愛らしいマカロンのサイズ感やディテールがわかりにくくなっているのも残念。
いいね!写真
Photo by 荒井康成
和食の盛り付けには2つの法則があります。
1つは”陰陽の法則”。四角い形の料理(陰)には丸いお皿(陽)、丸い形の料理(陽)には 四角いお皿(陰)のように選ぶと、料理の美しさが際立つと言われています。もう1つは、”奇数の法則”。同じような形の品を並べるときは、偶数よりも奇数の方がバランスよく見えるのだそうです。
上の写真は、2つの法則を守っているため、整然とした美しい一枚に仕上がっています。また、マカロンの色を最大限引き出すため、黒色のプレートを選んだのもポイント。
アングルは、マカロンのクリームが挟まれた部分がしっかり見える位置に。料理写真を撮るときは、”料理の特徴がわかる部分”、”美味しそうに見える部分”を探し、そこをしっかりと見せるのが大事なのだとか。
Point 4:飲み物は逆光で撮って透明感を出すNG写真
Photo by 荒井康成
順光(撮影者の背後から光が入り、被写体の前に当たっている状態)で撮影。手前のグレープジュースは濁り、オレンジジュースは光が直接当たっているため本来の色を失っています。