この夏、感動したいあなたへ。心洗われる神秘的スポット4つ
この夏の予定はお決まりですか?解放的な気持ちになれる夏は自然との距離も近く感じ、そのにおいや存在感に圧倒されることも。テレビではなく、見たことのない景色に直にふれてみてはいかがでしょうか。
今回は、東京から出かける神秘的な感動スポットを集めてみました。都会の喧騒に心身をすりへらす日常から抜け出して、心洗われる大自然へと繰り出しましょう!
頭上に満ちる宝箱「阿智村の星空」(長野県)
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現地近くの温泉郷まで新宿から高速バスで4時間、タクシー10分(バス30分)、そこから星空観察ツアー開催地まではタクシーで15分。
計4時間半の旅で目にすることができるのは環境省が認めた「日本で一番美しい星空」です。
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長野県にある阿智村は、周囲を山で囲まれた地域。街の明かりなどが山で遮断されるので、思わず「うわぁ……」と声が漏れてしまうほど美しい満天の星空を目にすることができます。
星空がきれいな季節といえば冬ですが、長野は冬に快晴になることがあまりないのだそう。
ツアーで星空を満喫した後は、温泉地に戻ってゆっくり旅の疲れを癒しましょう!
この世とあの世のはざま「宇曽利湖」(青森県)
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東京駅から、新幹線を含む電車を乗り継いで4時間半。そこからバスで50分。約5時間半で到着するのが恐山(おそれやま)です。
恐山は「日本三大霊場」のひとつとして青森でも有名な観光地。ここにあるのが宇曽利湖(うそりこ)です。
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天気に恵まれると光の加減により、エメラルドグリーンの水が黄色がかって見えるとても不思議な湖。静寂に包まれた姿は、まるで「この世」に存在していないかのような錯覚を覚えます。
ここでは売店で販売しているかざぐるま(輪廻の象徴)をお花代わりに、白い砂浜に供えることができるようです。
かざぐるまが回る景色は何ともいえず寂しげで、幻想的です。
絵画の世界に迷い込む「御射鹿池」(長野)
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東京駅から中央線と新幹線を乗り継いで2時間半、そこからタクシーで30分。計3時間で到着するのは、その神秘的な景色がCMにも使われた御射鹿池(みしゃかいけ)です。
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池の水面が鏡のように木々を映し出す姿がとても幻想的!時が止まり、まるで1枚の絵の中に迷い込んだかのよう。あまりにも静か、あまりにも美しいその景色は、こちらに何かを訴えかけてくるような気がします。
初夏は朝もやがあるとよりきれいなので、できれば前泊して早朝5時~6時に行くのがおすすめ!秋の紅葉や雪の季節も違った絶景を楽しめるようです。
光の野外劇場「天王八幡神社の蛍」(岡山)
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東京駅から新幹線を乗り継いで4時間40分、そこから車で40分で到着するのは、金ボタル(ヒメボタル)の集団発生地として知られる天王八幡神社。
ここで出会える金ボタルは、その名の通り「金色の光」を放ちます。
日暮れとともにいっせいに光り輝く様子は、異様なまでの美しさ!7月上旬~中旬の約10日間という短い期間となりますが、この一夜はきっと忘れられないものになるはずです。
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天王八幡神社からは「懐中電灯を照らさない」「タバコを吸わない」「フラッシュを炊かない」などのマナーの呼びかけも行われています。しっかり守って、存分にホタル観賞を楽しみましょう!
日本にはまだまだ、ハッとするような美しい景色があるのかもしれません。この夏は現実逃避して、自然の神秘にふれてみてはいかがでしょうか。