疲れたココロを癒す!「幸せの国ブータン」の女子一人旅
普段仕事を頑張っている自分へのご褒美として、ハワイやヨーロッパなどのゴージャスな旅も素敵ですが、今年はいつもと趣向を変えて「疲れた心と身体を癒す旅」にフォーカスしてみるのはどうでしょう。
買い物やエステだけが自分をハッピーにしてくれるものではありません!壮大な自然に囲まれた、素朴でノスタルジックな雰囲気が漂う「幸せの国ブータン」でなら、忙しい毎日の中で見失いがちな、心のハピネスを見つけられるかもしれませんよ。
シンプルかつハッピーな毎日を送るブータンの人々
私たちにあまり馴染みのない国であるブータンは、ヒマラヤ山脈の東側に位置する仏教国家です。国土の72%が、まだ手つかずの広大な自然で覆われています。そのため、地上の楽園「シャングリラ」とも呼ばれているんです。
また、国民全体の幸福度を測る、国民総幸福量(Gross National Happiness)を追求し、モノやお金では測ることのできない、心の満足度を大事にしている世界でも珍しい国なんだそう。
無農薬で栽培されたオーガニック野菜や果物、米を主食とし、決して贅沢ではないものの、毎日をヘルシーかつハッピーに生きるブータンの人々。その暮らしぶりから、忙しいストレス社会に生きる私たちが感じることはたくさん。
裕福になったわれわれ日本人は、いつもと同じ明日がやってくると信じて疑いません。しかしブータンの人々は、“死”を意識した目で世界をみており、そのため「今の幸せに感謝する」のだそうです。
本来あるべき自然な時の流れ、雄大な大地に囲まれながら、彼らの死生観に触れ「今ここに生きている自分」を改めて感じてみませんか?それは、ざわざわした慌ただしい日常を抜け出し、いま自分が忘れかけている大事なモノを見つめ直すチャンスです。
そうすれば、ブータンの人々のように“本当のしあわせ”を得ることができ、新しい自分に出会えるかもしれませんよ。
ブータンの魅力!聖地から、超スパイシーな料理まで
一度はまとってみたくなるブータンの民族衣装「ゴ・キラ」。使われている布は手織りのものが多く、カラフルでエキゾチックな雰囲気たっぷりです。
宿から出たら、ゴ・キラを着て過ごすのもいいですね。申し込むツアーによっては、無料で貸し出してくれるそう!
ブータンでは、宗教行事である「ツェチュ祭」などのお祭りが多く催されます。今の時期は、首都ティンプーで1週間ほど行われる「ティンプー・ツェチュ」、西ブータンにあるワンデュ・ポダンで行われる「ワンデュ・ツェチュ」を見ることができるでしょう。
チャムと呼ばれる仮面舞踊があり、色とりどりの衣装や躍動感溢れる踊りは、よりブータンの文化・伝統を感じさせてくれます。
@naos6913が投稿した写真 – 2016 7月 20 5:34午前 PDT
田口テリさん(@terichan_the_kuishinbo_dietter)が投稿した写真 – 2016 7月 24 10:57午後 PDT
無農薬で育てられた野菜や、今旬の赤トウガラシをふんだんに使った、世界で一番辛いと言われているブータン料理。身体の中からデトックスできそう。しかも7〜10月は、松茸シーズンということもあり、贅沢なオーガニックの松茸も堪能できちゃいますよ!
バンコク経由4~5時間のフライトで気軽に行けちゃう
ヒマラヤ山脈のふもとにあるブータン。日本から遠く離れた場所にあるイメージですが、バンコク経由で東京羽田空港からのフライトだと、5時間ほどで行けちゃいます。
日本との時差は3時間ほどです。フライトは毎日出ているので、旅行のプランも立てやすいですね。深夜便もあるので、お仕事帰りにも!
ブータン旅行を取り扱う西遊旅行では、5日間のツアーが23.6万円からとなっています。ブータンの水質や治安は?
ブータンの水道水は硬水で水質が良くないため、現地ではペットボトルに入ったミネラルウォーターを購入するのがベスト。
また、仏教国であることから、世界でも類を見ないほど治安が良いとされるブータン。貴重品を肌身離さず身に着けるなど、常識の範囲で行動すれば問題ありません。
ちなみに航空券だけでは入国できず、必ずブータン政府に認可されたツアー会社を通じてビザを申請しなければならないそうです。ブータン滞在中は、専属のドライバーとガイドが、観光・宿泊・食事をケアしてくれるので、女子一人でも安心して旅を楽しめますね。
ショッピングやエステ、グルメ三昧のゴージャスな旅行もいいけれど、日常をリセットして、ヘルシーでハッピーな自分に生まれ変わりたい!そんな女子におススメのブータン王国。
神秘的な聖地と素朴で温かい現地の人々が、疲れた心と身体を癒してくれることでしょう。