【キビシイ現実!】海外転職の先に待ち受けるものとは?
社内での重要なポジションには、英語が第二言語の外国人ではなく、皆ローカルのネイティブスタッフが就いているわ。
どんなに会計の知識や経験があっても、ネイティブじゃないだけで、冷遇されることってあると思う。移民はオフィスの奥で難しい会計処理を担当して、表にでる華やかなポジションはネイティブの白人が担当する……っていうのが暗黙の了解みたいになっているの」
狭い日本人社会。ネチネチした人間関係に悪戦苦闘するC子(35)
オーストラリア人の彼氏との結婚がきっかけで、30才でシドニーに移住したC子。日本では、貿易関係の会社でOLをしていたC子は、事務経験をいかして、日系企業の受付のポジションに就職。
待遇も悪くなく、現地のスタッフとも和気あいあいとしていい感じだったのですが、問題は勤務年数の長い日本人のお局様たち。すでにでき上がった年配のオバさんグループにうまく馴染むことができず、1年たらずで別の日系会社に転職。しかし、そこでも日本人のスタッフに根ほり葉ほりプライベートな質問をされてウンザリ……。
「日本できちんとした社会経験があると、海外の日系会社で仕事を見つけるのはそんなに難しくないの。