(五十嵐さん)
1枚の写真から生まれたマルチバスケット「knot」
Photo by ARIGATO GIVING
海外の古いテキスタイル写真集にあった“結び目”の写真。ふと目にしたその1枚の写真からインスピレーションを得て生まれたのが「knot」(Sサイズ16,500円)だそう。
「編み目自体がデザインになっていながら、カゴという機能も含まれているアイテム。
ただの結び目をデザインとして捉えて、立体的なプロダクトにしているのがすごいところです」(五十嵐さん)
Photo by ARIGATO GIVING
昔から日常的に使われている「さつま結び」を用いて、職人が1つ1つの結び目を手作業で仕上げています。
「さつま結び」は、2本のロープをつなげたり、ロープの先端を折り返して輪っかにしたりするときに使われる結び方。今もアウトドアなどで使われ、強度がしっかりとあり、ほどけることはありません。
ロープで作られているにもかかわらず、カゴの形がキープできるのは、「さつま結び」ならではともいえます。
現代の生活シーンにもなじむ「倉敷意匠計画室」の化粧ボックス
備前焼などの焼き物や竹細工、和紙をはじめ、デニムや帆布の生産地として知られ、手仕事やもの作りへのこだわりが感じられる岡山県。