素敵な女性の「残暑見舞い」を書いてみませんか?【8月7日~11日】
残暑厳しき折、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。
平成二十八年晩夏
心に残る残暑見舞い
あまり形式にとらわれてしまうと、どう書いたらよいのかわからなくなって、残暑見舞いを出すのも面倒になってしまいますよね。
関係性にもよるかと思いますが、自分の個性や感性をいかした、フリースタイルの残暑見舞いを送るのもすてきだなと思います。以前、年上の女性から心に残る残暑見舞いをいただいたことがあります。
「夏の雲と秋の雲が同居する行き合いの空。夏が遠くへ行ってしまう前にお会いしたいものです」
という文章が書かれてあったのは、なんと「うちわ」。大人な女性の粋な遊び心と、知性あふれる残暑見舞いに、「参りました」と頭が下がりました。
はがきや手紙は心を運ぶもの。
皆さんの心をのせて、大切な方へ、皆さんらしい残暑見舞いを送ってみませんか?
手紙で心を磨く
先日、九州で暮らす方からお手紙をいただきました。いろいろと重なってすこし落ち込んでいたわたしを勇気づけようと送ってくれた手紙には、「天地(あめつち)」という大和言葉がつづられた手紙と、「あめつちの袋」というちいさな和紙でできた袋が入っていました。