クラフトビールの次に流行る【クラフト◎◎】は・・・!?
クラフトビールに代表されるように、今、食の世界では「クラフト」がブーム。ここでいうクラフトとは、オートマチックな大量生産ではなく材料にこだわり、丁寧に一つ一つ作る食品のこと。少量生産だからこそできる上質な味、個性的なアイデア、レア感で人気です。
オンラインショップの利用が一般的になって、小規模メーカーが適正な数量で作り、欲しい人のところに届けられるようになった流通事情もこのクラフトブームを後押ししています。そこで今、アメリカでトレンドの「クラフト」フードをレポートします。
ほんのり甘くてフルーツや花の香り【クラフト・スピリッツ】
スピリッツとは、ジンやウオッカ、テキーラに代表される蒸留酒のこと。ジンなら「BEEFEATER(ビフィーター)」、ウオッカなら「SMIRNOFF(スミノフ)」など、これまで大手メーカーの商品がおなじみでした。
アメリカでは今、クラフトビールのように小規模の蒸留所が各地域で材料にこだわり、地元の穀類や水を使って小さなロットで作るスピリッツが話題です。
Photo by FEW spirits
これまでスピリッツというとそれ自体にあまりフレーバーがないものが一般的でしたが、クラフト・スピリッツは甘みがあったり、フルーツや花の香りがしたり、スパイスがきいていたりと個性豊か。