くらし情報『オンナが美しくなる教養。これだけ読めば秋の風流「星・花・歌」がまるわかり!』

オンナが美しくなる教養。これだけ読めば秋の風流「星・花・歌」がまるわかり!

実は萩の花、ある方の妻といわれています。

ある方というのはなんと「鹿」!萩の花が咲く時季と、牡鹿がよく鳴く季節が重なることから、萩は「鹿の妻」、鹿は「萩の夫」ともいわれているんです。

万葉集には、「私の住むおかに牡鹿が来て鳴く。萩の初花を花嫁にしようと鳴く牡鹿よ」という和歌もあります。常識にとらわれない自由な感性。万葉の歌人はユニークですね。

秋の花からパワーチャージ!
オンナが美しくなる教養。これだけ読めば秋の風流「星・花・歌」がまるわかり!


今の季節の花といったら「秋桜(あきざくら)/コスモス」。こちらは、与謝野晶子の歌。


「こすもすよ強く立てよと云ひに行く女の子かな秋雨の中」

私にとってコスモスといえば、その印象を一変した出来事がありました。

前日の暴風雨でなぎ倒され、まるで息絶えてしまったかのようだったコスモス。ですが、翌日にはしっかりと顔を持ち上げてピンク色の花が空を見上げていました。

コスモスはいたるところで目にすることができる身近な花ですね。それだけ生命力が強いという証拠。

コスモスはその色によって、さまざまな花言葉があります。

ピンクは「乙女の純情」、赤は「乙女の愛情」、黄色は「幼い恋心」、白は「美麗」、野生の原種は絶滅したといわれる黒は「恋のおわり」。

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